月の恋人: ―Moon Lovers (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 995
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355542

感想・レビュー・書評

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  • む〜ん...(- -

    これまで私が抱いていた「道尾節」とは
    全然芸風が違うなぁ...(-.-;

    お得意の周到な伏線も多重どんでん返しも何もなく...(-.-;
    まさかこのまま終わらないよな...と思ってると
    その「まさか」で終わってしまうし...(-.-;

    後書きを読むと、かなり特殊な事情で書かれたようだが、
    これなら道尾氏である必要がまったくないなぁ...(-.-;

    別に小説としてつまらない訳ではないが、
    「道尾氏もの」と思って読んだらハズレだったな...(-.-

  • 厳しい評価になるのは致し方ない。つまらないわけじゃないけど、ガッカリ感が否めない。映像化を前提に描いたラブストーリーなんて、道尾作品のストンと決まるミステリーに敵う訳がない。ドラマみてなかったけど、少なくとも読み終わってドラマをみてみたくなるような小説ではなかった!

  • すんなり読めました。
    月9の原作らしいけど、確かに月9って感じの内容でした。

  • 不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た弥生は、滞在先の上海で葉月蓮介と出合う。蓮介は、高級家具を扱うレゴリスの若き経営者として注目される存在だった。一方、この街に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスのCMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた。恋は前触れもなく、始まった。道尾秀介があなたに贈る、絆と再生のラブ・ストーリー。

  • 2013.4.4読了。

    最初から弥生が好きになれなかったから(私には軽く生きている女の子に思えたんだよなー)、何で?としか思えずラストまで・・。

  • キムタクでドラマにもなっていましたね。
    (あとがきで知ったのですが、原作とドラマが同時進行で
    作られていくという珍しいスタイルだったそうです。)

    大手家具企業にまで成長した若き社長、葉月蓮介。
    買収した上海の企業で働いていた美しき女性、シュウメイ。
    偶然上海旅行している時に蓮介と知り合った弥生。

    この三人を中心に物語は展開する。
    と言っても、恋愛中心ってわけではないな。
    予想してたほどは難しい企業経営の話も無かったけどね。
    その辺がちょっと物足りなかったかな。
    「大貫のおじさん」の会社との提携の話も含めて
    なんだかあっさりうまくまとまっちゃった感じだし。

    上下巻にしてもっと厚みのある物語にしても良かった気がします。
    読みやすさを求める人にはいいかも。

    なお、ドラマとは途中から展開が異なるそうですよ。
    わたしはそちらを観ていないのでその違いが分かりませんが。

  • 恋も仕事もうまくいかない弥生と大会社の社長である蓮介が上海で出会う。登場人物それぞれの視点で描かれていて、内に秘めているそれぞれの温かい思いがはっきりわかるので、ほんわかした気分で安心して読めた。大人な恋愛小説。

  • 道尾さんっぽくない恋愛の話。

    ぽくないと思って読み終えたら そういうことだったのですね。
    ドラマありきで読まなくてよかった。
    小説としては軽く楽しめました。

  • 琉璃珠、覚えておこう

  • 月9のドラマだったことに気が付いたが、内容が違った。
    いろんなタイプの人間像の恋愛物語だった。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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