貘の檻 (新潮文庫)

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著者 : 道尾秀介
  • 新潮社 (2016年12月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (570ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355566

貘の檻 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 辰男の封印された記憶が解き明かされる時、悪夢が現実になる...道尾らしいのからしくないのか、異色の作品

  • 後半一気に読んでしまった、
    いや、読まざるを得なかった。それほど引き込まれてしまった。
    夢の話と、現実と32年前の事件とその真実。

    ただ、その夢の話が、現実の話とどうつながるのか。
    理解しずらい。

    解説にもあるが、つながりを理解するのに悩んでしまった。
    解説そのものも、理解しずらい内容で、もっと本篇に対する解説が欲しいところである

  • うわああああ。
    なんとも言えない終盤・・・
    でもこういうことってあるよね。。。。。

    消化しきれない思いが!!

    あとがきも面白かったな☆彡

  • 話の流れはいいし、最後の謎解きも上手にはまってよかったんだが、道尾さん特有の情景描写がちょっとうざかったかな。
    少しまどろっこしい気がしました。

  • 悪夢が示唆的すぎるなあ、と感じつつも、表現の不快さ、理解できないことの不快さを描くのは上手いなあと改めて感じた。

    「眠っていいよ」という一言が物語を綺麗にまとめ上げていた。

    ごく個人的な好みとしては現実と夢を繰り返し溶け合って混濁した闇に落ち込んで行くような展開が見てみたかった。更に好き嫌いが分かれる内容になると思うが。

  • 個人的感想

    悪くは無いのだけど
    いつもの道尾描写がややしつこいし
    設定の割には拍子抜けって感じがする。
    「ああこれは夢なんだからさっと読んで・・・」
    みたいな読み方になってしまっては折角の幻想的?な
    ミステリが希薄になってしまうような・・・。
    期待しすぎたかな・・・・

  • 自分の中に隠した夢と現実の混雑が徐々に繋がる感じ。結末は正直予想通りの善人のフリをした狂人だったけど、すれ違いが多過ぎて悲しくなった

  • 現実の事件と謎の夢、2つを交互にして進んでいくお話。


    道尾さんお得意の些細な「思い違い・勘違い」による謎掛けが綺麗に決まってた。
    終盤のお母さんの手記が泣けた。


    一方、謎の夢と獏絡みの話はどういう意図があったのか。
    結局、自分には最後まで結局わからなかった。

    読み終わるのに半年もかけてしまい、
    そのせいで深く読めなかったのが原因かもしれないので、反省。


    本の帯にあった「『向日葵の咲かない夏』を超える衝撃!」は誇張気味かな。
    そもそも作品のジャンルが違いすぎる気がする。

  • 出だしは期待したが、続きを読もうとしても意味不明で序盤で読むのをやめた。

  •  一言ではまとめづらい作品。父親の起こしたある事件がもとで追われた故郷の村を再訪した男が、意外な真相を知って自分を取り戻す再生の物語というか。よけいな枝葉を取っぱらえば昔の事件の陰に隠されていた謎の解明というミステリなのだが、この著者のこととてそう単純なつくりではなく、田舎の風習とか言い伝えとかあるいは夢の物語などがないまぜになって行きつ戻りつ物語が進む。単なるミステリとしては身近な人物の意外な真実はともかく、電車事故とか山に残る雪形を目印にした農耕作業のトリックとかはかなり無理っぽくていただけないので、どろどろした雰囲気込みで評価すべきものかね。

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貘の檻 (新潮文庫)の作品紹介

一年前に離婚した大槇(おおまき)辰男は、息子・俊也(しゅんや)との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子(そぎみねこ)を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ――。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が……。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨(さまよ)い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!

貘の檻 (新潮文庫)はこんな本です

貘の檻 (新潮文庫)のKindle版

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