- Amazon.co.jp ・本 (570ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101355566
感想・レビュー・書評
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終始暗い雰囲気で、重苦しいかんじ。
切ないところもあるけど、読んでいて辛くなってきたので斜め読み。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
暗い、重苦しい物語。
そして、すっきりもしない、どんでん返しもない、感動もなかった。さらに、夢が語られるのがまた読み側にはつらく、いまいちな物語。
ストーリとしては主人公大槇が息子の俊也とO村を訪ねて、そこで明らかになる様々な謎の真相といった展開です。
32年前に父親が事件を起こし、その父親に殺されたはずの女性が駅で電車にはねられます。
32年前の事件とは何か?
大槇が悩まされる悪夢とは?
俊也との関係はどうなる?
O村の独自の風習などなど
さまざまな謎がありますが、すっきり回収されません。
結果的には、微妙なすれ違い、勘違いが大きな過ちを生んでしまうという展開でした。
エンターテイメントストーリというより文学作品。
なので、理解が進みません(笑)
読み進めると一緒に気分が暗くなってしまう物語でした。
そういうダークな展開が好きな方にはよいかもしれませんが一般的にはお勧めしません。キッパリ!
評価が分かれるであろう物語だと思います。 -
忘れたい記憶を少しづつ取り戻しながら、過去そして現在の謎を解いていく。期待したほどどんでん返しは無く、犯人も読めた。
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わかりにくい描写が多く、ミステリーとしてのオチも平凡だった。
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大槇辰男は離婚して元妻と暮らしている息子と会った帰り、駅で電車に跳ねられる女性を見かける。
その女性は昔住んでいた村で行方不明になった人だった。
どうして今になって姿を現したのか…
不可解に思いながらも気になった辰男は、ちょうど夏休みの息子を預かって欲しいという元妻の言葉をきっかけに、昔住んでいた村を訪れてみる気になる。
辰男の家族には、過去にその村を追われた理由があった。
それにしても、夢と現実が行ったり来たりで、正直わけがわからなくなった場面も。
ちょっと残念だったかも。
2019.7.30 -
小諸の話だけど、小諸とは程遠い。
どんでん返しの期待をしすぎた。