三島由紀夫伝説 (新潮文庫 お 21-2)

著者 :
  • 新潮社
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 32
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101356020

作品紹介・あらすじ

敗戦によって「世界の終末」を見てしまった男。同世代の誰彼と並走しているかに見えて、実はトラックを一周速くまわっていた天才。戦後社会への、いやしがたい敵意と、ぬきんでた悪意の「象徴」でありつづけた唯一の作家-。「文学の兄」と敬愛した三島由紀夫の、あまりに衝撃的な自裁。その日から二十余年の歳月をかけ「伝説」にまで醇化させた,ある「狂おしくも詩的な魂」の全貌。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実際に三島本人と交友のあった奥野氏の分析は、生々しい。様々な評伝に色々なことが書かれているが、本人をよく知るがゆえに、かなり客観的だ。
    太宰他の作家との対比も興味深い。
    三島の作品に迫るうえで貴重な一冊。

全3件中 1 - 3件を表示

奥野健男の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
三島由紀夫
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×