恋はさじ加減 (新潮文庫)

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著者 : 平安寿子
  • 新潮社 (2008年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101356518

恋はさじ加減 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この人の作品、好きだ。
    登場人物に愛がある。微笑ましくほっこりする、
    料理と恋にまつわる短編集。

  • 【人生には食の思い出がたくさん】

    何かの書評で紹介されていて気になり、読んでみました。平さんの本は初めて読みましたが読みやすかったです。

    この小説に出てくる女性は、どの人もサバサバしていて感情を表に出せる人たちのような気がしました。なので、自分がそういうタイプではないので、読んでいて少しすっきりする部分がありました。

    『恋はさじ加減』は、食に恋愛をかけた6編の小説からなる短編集です。初めてデートに出かけたお店でヤモリが前菜として出てきたり、玉ねぎがどうしても食べられない女性の恋愛や、ポテトサラダやカレーうどんにこだわりをもつ男性が出てきたり。

    食というのは人にとって必要不可欠な存在で、いろんな切り口で物語はつくれるものですね。

    恋愛だけじゃなくても、子供のころに食べた給食、部活帰りに食べた肉まん、大人になって初めて飲んだお酒、友達から教えてもらった簡単なカレーのレシピ…。思い出そうとすると私の人生も、食の思い出がたくさんでありました。

  • 食べること、恋愛。
    どちらも、とても魅力的。
    収録の恋愛小説6編には全て、食べ物が出てくる。
    ゲテモノ料理(!)、ポテトサラダ、タマネギ…。
    ゲテモノ料理については身近な感覚ゼロながら、それ以外は至って庶民的というか、一度は口にしたことのあるような食品や料理名ばかり。

    食べ物をめぐって、喧嘩したり、結束したり。
    不思議なもの。
    それだけが繋がりなわけではないはずだけれど、それがピンと合うということは他人との結びつきにおいて大きなことだろう。

    『きみよ、幸せに』における友情は微笑ましく。

    『愛のいどころ』には少しほろっとさせられた。

    『とろける関係』に出てくる早苗は前後して読んだ『センチメンタル・サバイバル』の叔母さんを思い出させる。
    サバサバとカッコイイ中年女性を描くのが上手。

    一番食べたくなったのは、カレーうどん。
    カレーうどんの専門店って、本当にあるの??
    卵入れて食べてみたい!

  • 2016 2/26

  • 野蛮人の食卓が、あまり見ないタイプの話でおもしろかった。こちらにまったく興味を示さない男より、同じ価値観で笑ったり、とにかく楽しいと感じる感覚って大切なんだよね、
    きみよ、幸せに、の短編も興味深い。
    男って、結局女より、話の合うお男のほうが楽なんだよね。
    泣くのは嫌いの男はかわいかった。プライドの高いおんなにはちょうどいいんだろな、笑。

  • 【本の内容】
    食べものも男も、おいしく有り難くいただきませんとね-。

    失恋を忘れるため、冴えない男の誘いを受けた沙織。

    だがつれていかれた店で出てきた料理はゲテモノばかりで…。

    大のタマネギ嫌いの志奈は、それを直したがる彼と険悪に。

    20代のロミが50代の高村とデキてしまったのは、バターご飯のフェロモンのせい!?

    恋も食も、スパイスが肝心。

    ウィットたっぷりの美味なる恋愛小説6編。

    [ 目次 ]


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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「食」にまつわる短編集。話そのものは、はっきり言って簡単な結末。もう少し踏み込んでほしいなと物足りなさを感じる。
    カレーうどんの女も、ポテサラの女も、バター醤油御飯の女も、なんかみんな計算高くて好きになれない。
    ただ、ポテサラの男たちに芽生えた友情は意外な展開で面白いなと思った。
    なんだか読むと何かを食べたくなる、食べ物の描写はすごくいい。
    ひとつふたつ、きっと誰にでもある食べ物の思い出。
    この本は物語を読むためではなく、食べ物への愛の確認と、自分の思い出と向き合うための話かもしれない。

  • 最近めきめき目にする作家さん。

    少しひねりが効いて皮肉っぽくもあり。

    読んでたらカレーうどんが無性に食べたくなってしまった。

  • 食べる、ということのセクシャルな面を読める一冊。舌舐めずりするしたたかな女子達がいいです。さすがです。

  • 自分が玉ねぎ嫌いなもんで、第3章はウケた

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