金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 281
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101357720

感想・レビュー・書評

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  • 金春屋ゴメスシリーズ第2弾。
    朱緒が恋に落ち、許嫁とまでなった男の設定に疑問。朱緒に見る目がなかったのか、闇に飲み込まれてしまったのか、その過程が欲しかった。

  • 「今春屋ゴメス」続編。

    前作に続いて読了。続編の今作も面白かった。もちろんファンタジーであり、何でもアリの設定に出来るのだけれど、江戸時代の時代考証をきちんとされており、それを上手く近世の「江戸国」に反映していて無理が見えないところがイイ。ゴメスのキャラクターも、完璧超人ではなく、照れたり、困惑したり。裏今春屋のメンバーもイキイキとしていて、皆好み。今後のシリーズの展開を案じるような描写もあって、次作が楽しみだ。

  • 2012/09/21
    自宅

  • 金春屋ゴメス第二弾。
    前作よりも内容が凝っており違和感なく面白かった。
    まだ続きそうで楽しみ!!

  • ゴメス続編。
    ヘタレ現代っ子だった主人公がだんだん逞しくなっていきます。

  • 設定に慣れたせいかもしれないけれど、前巻よりこちらの方が面白い。鎖国状態の江戸がどういう立場にあるのか今後の不安が仄めかされてて、どうなるのか楽しみ。

  • 勢いがあって面白かった。ただ登場人物が多すぎて何人か誰が誰だか分からなくなったときがあったのは残念。前作で感じたことを思い出したけど、男にもクスリと笑わせるのがちょっと違和感あり。

  • ★3.5っていうのほしいね。

  • 2作続けて読みました。
    登場人物のイメージもだんだん固まってきて、
    前作よりも楽しめます。シリーズ続編に期待大です。

  • 初・西條奈加さんです。
    先日読んだ「ナイチンゲールの沈黙」に続いて、シリーズ物を途中から手に取る形になってしまいました。
    シリーズ第1巻の「金春屋ゴメス」には登場人物の紹介が有ったはずですが、それを読んでいないので最初は上手く入りこめず挫折しかけました。多分に登場人物のキャラと背景設定の特異さで成り立っている話のようなので。
    でも途中からはグッと面白くなりました。
    ちょっと漫画チックですが、なかなかです。
    やっぱりシリーズは初めから読むことにします。

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著者プロフィール

1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、21年『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。著書に『九十九藤』『ごんたくれ』『猫の傀儡』『銀杏手ならい』『無暁の鈴』『曲亭の家』『秋葉原先留交番ゆうれい付き』『隠居すごろく』など多数。

「2023年 『隠居おてだま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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