鳶がクルリと (新潮文庫 ひ 20-2)

  • 新潮社
3.31
  • (9)
  • (16)
  • (44)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 147
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101358321

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんか薄っぺらくて…
    主人公には全く感情移入出来ないし、
    (実家暮らしで甘やかされ放題のバカ)
    戦争オタ兄弟の会話とか意味なさすぎて
    読む気が失せる。
    会話文のクオリティ低いし、なんだこれ。
    実際にトビの会社行ったら楽しいだろうな〜と思いつつ、
    仕事といえる仕事してない主人公、
    バカ過ぎて逆に羨ましいわ…

  • 『華麗に飛んだフリスビーは戻ってこない』

    ヒキタクニオじゃなかったら☆が増えたかもしれない。ただ、やはり薄い気がした。高望みでももう少し中の奥の何かを握りつぶして弾けさせて欲しかった。

  • 会社が集まって構成してるとか
    お母さんが料理上手とか
    カシラが学生運動家だったとか
    細かい仕掛けが魅力的に働いていて面白かった。
    鳶は動きに無駄がないから汗かかないなんて素敵。
    でも肝心の鳶の仕事について、もっと魅力的に踏み込んで欲しかった。

  • なかなか面白いエンタメ小説だった。職人かっこいーなー、仕事人のチームワーク素敵、とミーハーに胸が熱くなったり。ちなみに本筋とは全然関係ないが、主人公の元勤務先のモデルがべ○っせとしか思えん…

  • 誰も傷つかないし、悲惨にもならないし悲しくもならない。
    物足りないけど、サラっと読めるので人には勧める。

  • 爽やかで気持ち良く、まさにあっぱれな小説です。

    鳶職という、とてもニッチな業界の小説なのだけれども、狭いからこそ全ての物事に通じる誇りが出ていて本当に気持ちよかった。

    読了感が本当に爽快です。

  • 鳶職人のお話。
    読了後の晴々とする感じが心地好い。
    小生意気な小女郎のツミが、まあ可愛い。
    鳶になりてーなー、なんて単純に思ってしまう、そんな一冊。

  • 鳶の世界を良く調べて書けてはいると思うけど、どええ話系でちょっと薄かった。
    この作者のブラックな感覚を期待したけど本作品では見られなかった。

  • 仕事内容の説明だとかがめんどうで読み飛ばしながら読んでしまった…。一流企業を辞めてしまった理由っていうのがよくわからず、貴奈子という女性が全く好きになれず。相性ですかね。こちらも途中で読むのをやめました。

  • まさに”粋”な人達が沢山出てくる、明るくて元気な作品だった。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ヒキタ クニオ
1961年、福岡県福岡市生まれのイラストレーター、クリエーター、作家。1986年、九州産業大学芸術学部デザイン科卒業。大学在学中に日本グラフィック展で奨励賞受賞。1988年、JACA日本イラストレーション展銀賞。1998年にCD-ROMで、ブラウン管で読む小説「ブラノベ」『ブラノベ人生画報』を発表以降、作家業を営む。作家代表作に、2006年に第8回大藪春彦賞を受賞した『遠くて浅い海』。ほかの作品に映画化された『凶気の桜』『鳶がクルリと』、『触法少女』など。2019年10月に、『「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」―男45歳・不妊治療はじめました』 が実写映画化される。

ヒキタ・クニオの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
万城目 学
宮部みゆき
宮部 みゆき
伊坂 幸太郎
石田 衣良
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×