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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
よしもとばななの文章は感情や感覚の多さによって形成されている。時々とっても身に覚えのある感覚に出会してしまうと、誰にも言わずに居た感覚の共有が出来たことに嬉しくなってしまう。「とかげ」がいちばんすき。
本文より
世の中は私があれこれ考えているから動いているのではなく、
おおきな渦巻きのなかに私もこのひとも誰も彼もがいて、
何も考えたり苦しんだりしなくても
ただどんどん流れては正しい位置に
注ぎ込まれていくのかもしれないと思った。
読みやすい短編集でした。
主人公達は人生の大きな波を乗り越えていきます。
主人公にしか分からない、何かの波です。
不思議な話もあるけど、何故か共感してしまう。
私も、誰もが壁にぶつかったり、転けたり、流されたりしながら
人生の波を乗り越えていくわけですけど、
ジタバタもがいて乗り越えたともりが、
案外、知らない間にスッポリと正しい位置に
注ぎ込まれていくのかもしれない、、、のかもしれない。
感想*再読。ばななさんの中で一番すきな、希望に向かう短編集。ここにいてもいいと無尽蔵に包まれる安堵。「待つ」ことの、不安からモヤがクリアになる変化。時間と癒し。繊細で、ことばにうまくできないことがぎゅっとつまった一冊。
私が普段接している日常の前に不思議な窓を置かれた感じ。
何気ない日々をズームしたというか…。
「キムチの夢」と「とかげ」が特に良かった。
言いたいけど言葉にするのは難しい感情とか瞬間をこの本の中でサラッと言葉にしてくれていた。たまにハッとさせられる。
吉本ばななの短編集。
それぞれなにかしらの悩みを抱えて生きている人々が希望を見つける話。とかげは特に、男女ともにそれぞれ違う苦しみを抱えていながら幸せをつかむゆるやかな過程がすきです。
吉本ばななさんの小説は初めてです。
全ての短編から吉本さんの独特な個性のような
ものが感じられました。
読み終わってもまだ一緒に寄り添っていたくなるような一冊。
個人的には一番最後のお話が好きです!
本を読んでいるとき、よくハッとさせられる。この『とかげ』を読んだとき、まさにそんな感じがした。
「はっと気づくと、突如頭がクリアーになっていた。ずーっと目の前を覆っていた霧が晴れたような感じだった。なにが起こったのかわからなかったけれど、ああ、昔は世の中がこんなふうに見えていたのか、と私は思った。」(「キムチの夢」)
こういう瞬間は、誰にでもあるのではないかと思う。急に目の前のもやもやが薄くなって視界が開け、わくわくした気持ちになる。
その気持ちを上手く表現していると思った。
この本が私のよしもとばなな作品デビュー作だが、彼女は心の繊細な動きの描写が巧みだと思った。
学生の時に読んで、表題作中の言葉に触れて何ともいえず高揚した、あの感動は今も忘れません。大事な一冊。
JRの中ずり広告で連載されていた「新婚さん」 心の傷を抱えながら人の体を治す女「とかげ」 心の中をすっかり洗ってしまう講座を受け”あなたのことをみんな忘れてしまいたいと思ってる私を忘れてしまいたい”という「らせん」 不倫の末結婚して同じ食べ物、におい、別々の体を持ちながら同情報がもたらす同じ夢を見て、お互いが共有できるもの、生活、暮らしていくことの意味を見つめ、ずっとずっと死ぬま... 続きを読む »
吉本ばななのエッセンスがつまったような短編集。どの作品もけっこうずっしりヘヴィ級な感じ。
吉本ばななさんの文章は宙をふわふわしているような言葉で、いつも死=切ないでしょう?みたいなところがある。そこにがっちりはまるといいのかもしれないが、途中で、何を言わんとしているのか見失うとわからなくなるけど、最後に答えがあるからそこから読み直してしまうような文章ですね。
心がささくれだってたり、疲れ果てたりした時に、とにかく冷静になるための方法として、私にとってはよしもとばななの小説がなぜかとても大切

なぜかいつも、本棚で背表紙を見たとき、読んだはずなのに、どんな話だったっけか、と既読なのか未読なのか、よくわからなくなる。
読むと、あぁ、こんな感じ、読んだかも。と思うのですが・・・・。
なんだろ...





