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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
透明感のあるすごく優しくて美しいお話でした。
『死』というものにまだあまり触れていない今の私には分からない部分が多かったけど,これから先,辛いことも含め色んな経験をした時必ず読み返したいです。
2002.7.1 発行
2006.6.10 第11刷
印刷・精興社 製本・植木製本所
カバーデザイン・増子由美
死について考えさせられる。
だけど、登場人物がみんな死を受け止めて強く生きてく姿が中心だから、悲しい話とは思わない。
合間合間に出てくる食べ物が美味しそう。
感想*再読。すきなことばがたくさんあるわたしの一生本!
「人生は本当にいっぺん絶望しないと、そこで本当に捨てらんないのは自分のどこなのかわかんないと、本当に楽しいことがなにかわからないうちに大っきくなっちゃうと思うの。あたしは、よかったわ」えり子さんがだいすきです!
うー胸が痛い。
甘えを消して少しの工夫で幸せになることはできる、そう考えるのは同感だ。だからこの話は辛くて私の心にグッとくる。
雨上がりの灰色の雲から、
柔らかい太陽が遠慮がちに光を入れるような、
そんな印象を受けました。
きっと、
今の私に必要な本ではなかったけれど、
波長は合わなかったけれど、
なにか、
今は掴めないなにかが眠っている気がして。
本当に大切に、
心の、
頭のどこかにしまっておきたいなぁ、
と思いました。
唯一の家族だった祖母を無くしたみかげを支えたモノはキッチンと雄一だった。
内容といい文章の書き方といい、最高にステキな一冊だった。
この先もきっと何回も何回も読み返しちゃうんだろうなぁ。
日常のなかにあるたくさんの幸せ。
過ぎ去っていくものを受け入れる。掴まない。
ありのままを受け入れることが愛。
感受性を抑えることなく、開いて、そして強くなっていく。
愛するものとの別れ。死。
様々なことに気づかせてくれた、すごくいい本でした。
初めてばなな作品を読んだ。
段落分けが多いせいか、リズム良くサクサク読める。
でも何故か、あまり物語の中に入り込めなかった。
起こりえない設定、登場人物たちの描写や会話から出る洗練された空気感、爽やかさに、なじまないのかもしれない。
昔、友達がこの本を好きだと言っていたのをふと思い出して読んでみた。
吉本ばななの作品はこれが初めてだったけど、会話のテンポの良さがとても心地よく読めた。登場する人物は話し方がユニークで面白い。サクッと読むのにちょうどよいです。
内容は死に関するお話でした。置いてきぼりにされる側のつらさが滲み出ているようでした。たまに死にたくてどうしようもない時、読むといいかもしれないです。
この本も名作として数えられるのでしょうね。
僕が持っている国語の教科書の参考書にも載っているくらいなので。
こちらの本をいただきまして、初めて吉本さんを読みました。
ちょっと敬遠していたんですが、読んでみたら、なるほど評価が高くなるのは分かります。
3本の短編集なんですが、どの話も喪失とその回復が書かれています。
読んだ感想としては、安心して読める純文かなぁと。
人によってカテゴライズが変わるのでしょうが、僕としては純文学。
純文学って、読んでいて、次の行で何するか分からないので(村上龍さんとか)、苦手なんです。
が、キッチンは確かに次の行で何をしでかすのか予測がつかないのですが、酷いことにはならないだろうと吉本さんを信頼して読める気がしました。
吉本ばななの作品は読んでいて
「おいおいこんな男いねーだろ」とつっこみたくなる。
でも読んでしまう。
彼女だってそんなことをは知っているだろう。
今回も同じような事を思ったんだけど、
この、どこにもいなさそうな素敵な男性にどうしても惹かれてしまう。
背景描写が心地いい。
毎日が辛いと感じているに読む本。
つらい毎日から切り抜けるためのヒントが
ところどころにちりばめられていると思います。
つらくないときに読んでも、得られる物はあまりないと思う。
私はこの本この作者に出会えてよかったって
心から思います。
おばあちゃんの死から始まった《みかげ》と《雄一》と雄一のお母さん(以前はお父さんだった)《えり子さん》の同居生活。
個人的には、《えり子さん》の死後のキッチン2の方が好き。
孤独を知りすきだ2人の関係が変わって行く過程に、切なさと、温かさを感じた。
良い終わり方。
切ないけどあったかい話。
何度も読みたくなる本。
純粋に人を好きになるってこういうことなんですね。また、傷ついた相手の心を癒すというのは難しいということも実感しました。
いつも通学の電車の中で読んでいるんですが、カツ丼の描写のところは毎回お腹がなってしまいます(笑)
好きなシーンがある。えり子さんの死後。仕事の旅先で食べたカツ丼を食べさせたくて、みかげがタクシーで雄一の泊まってる宿に行く。回想で「どうして君とものを食うと、こんなにおいしいのかな。」と雄一が問うと、みかげが「食欲と性欲が同時に満たされるからじゃない?」と答えると、雄一が大笑いながら「きっと、家族だからだよ。」という、この一連の流れがすごく胸にくる。家族に縁遠い2人が家族を感じる、全てを生み出すキッチン。夢のキッチン。初めて読んだのは高校生の時でしたが、今でも何か毎日に閉塞感を感じたり、ちょっとせつない気持ちになった時に引っ張りだして読んでしまう1冊でもあります。先日亡くなった森田芳光監督の映画版もワタシはオススメです。少しお話は違うけど、空気感がとても同じ。

きっと わたしがキッチンを愛おしく思うのは、この本に出会ったからだと思う。
読み終えると カツ丼が食べたいなあとつい思ってしまう食いしん坊ですが、ひとつひとつの描写がやさしくて、みかげや雄一のそ...





