みずうみ (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359328

感想・レビュー・書評

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  • 謎っぽくて、たまに謎っぽいまま終わってしまう話もある中、うやむやで終わらずきちんと完結されていて、さすが吉本隆明氏の娘!ってこじつけかな、よかった。ワケわからなさそうな情景が目に浮かんだ。
    ただ、つぐみだったかキッチンだったか、を超えなかった。

  • ヤマはどこ??

  • よしもとばななを読むのはいつも辛い。心に傷を持っている人間が一生懸命に幸せをさがして生きていったり、傷を持っている人にどう寄り添っていけばいいのか?なんか脳天気に生きているのが申し訳なくなる。

  • 2009年、一冊目の読書

    よしもとばななさんの本はほとんど読んでますが
    んー…これは苦手部類に入ります。
    くせのある恋愛小説。
    オカルト的要素、というかんじのがふんだんにふくまれている
    あとなんとなく中島くんを最後まで好きになれなかった。残念

  • 面白いとか面白くないとか、そういう判断のできる話ではありませんでした。水のようにすっと入り込んでくるのかと思えば、思わぬ重さを持っていて、読後感も爽やかとは言えません。また登場人物たちの魅力がいまいちわかりませんでした。とくに主人公には「?」となりっぱなしで…。恐らく私には合わなかったのだと思います。

  • 恋 したくなったなー

  • とにかく、重たかったです…
    グロテスクな重たさではなくて、自分が背負わなくてよい感情がずっしりと。

  • よしもとばななの描く普通じゃない環境や人間関係に、
    思春期はものすごく影響された。
    文学少女が好きそうな洗練された文体にも。

    今はなぜかしっくりこなく、少しあざとくも感じる。
    面白かったけど、多分1年後は内容忘れてる気がする。

  • 最近の吉本ばななはどんどん不思議な力に傾倒していく感じがするよ
    そしてどんどん重くなっていく感じがするよ

    以前のような共感のようななんともいえない気持ちが最近持てず
    自分が年齢を重ねていっていることにも関係があるのでしょうか…

  • 装丁とタイトルが素敵。

著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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