王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)

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制作 : 黒田 アキ 
  • 新潮社 (2010年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359342

王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「つまりはちょっとゆがんたおとぎ話だ。」
    このお話のことを雫石は本の冒頭でこう称した。
    ゆがんでいる?
    私にはそうは思えなかったけど、2冊目、3冊目と読み進めていくと印象が変わるのだろうか。
    でも、この物語は優しい。
    優しいと感じるのはもしかしたらゆがんでいるからなのかもしれない。
    逆にゆがんでいないものって何だろう?
    きっと触れたら痛いんだろうな。

    物語の中のサボテンの描写に懐かしい気持ちになった。
    少しの間一緒にいてくれたあの子のことを思い出して。
    ひどいことをしてしまった。本当にごめんなさい。

  • ばななさんの作品は開くとき宝物を開けるみたいで、どきどき。読んでみると期待を上回る世界で至福の一時でした。ほっこり。ばななさんにしては、珍しく長編小説なので続きが楽しみ。

  • 幸せってほんとに繊細で、ひとのたった一言で、たったひとつの振る舞いで、舞い上がりもするし、壊れてしまうこともあるんだな。
    ぎりぎりの選択をした人たちの物語。
    すごく強くて、美しくて、切なくて、3人の気持ちを思ったら、ぽろぽろ涙が出た。

  • 素敵な小説だ。
    もっと早く読めばよかった。
    この本を薦めてくれた人がいて、その人に感謝しなければ。
    でも連絡とれないな。
    cloverさんありがとね。

    続きも読まなきゃ。

  • 森で暮らしていた雫石が街に降りてきて、生活を始める。まるっきり自然の中で暮らし、研ぎ澄まされた感性を持つ雫石が街で生活すると、いろいろと感じてしまうものがあるだろうな。今後の展開が楽しみ。

  • 植物を大切にしたくなる。
    男と女ってペアリングがださく見えてくる。

    (シリーズ四部作通しての感想)

  • 私が今求めているようなことが描かれていて、不思議だった。出会うときに出会ったと思えた一冊。
    静かな心を取り戻してくれるようで、しとしと雨が降る静かな夜長にぴったりでした。
    シリーズものでうれしい。

  • 心が弱ったときに読みたい本。今は元気になったからかなー、ちょっと思い出せなかった。いろんな大切な言葉いっぱいあったはずなのになー。

  • 大きな流れに乗ってる安心感。
    どんなにせこせこ歩いたって、来るときは来るし、来ないときは来ない。だったら、もっと慎重にゆったり時間を渡って行きたい。
    じーっと葉っぱを眺めたり、雲の流れで夕方の天気を考えたりした、あの時代にいつかは戻っていきたいなって思う本でした

  • この空気感、大好きです。
    ちょっと梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」の空気を感じました。

    不思議な事、心でないと見えないものを大切に大切に、丁寧な思いの中に日常があるというのは、とてもシンプルでとても難しくてとても素敵なことだと思います。

    「人のいるところには必ず最低ものと同時に最高のものもあるの。憎むことにエネルギーを無駄遣いしてはいけない。最高のものを探し続けなさい。流れに身をまかせて、謙虚でいなさい。そして、山に教わったことを大切にして、いつでも人々を助けなさい。憎しみは、無差別に雫石の細胞までも傷つけてしまう。」

    おばあちゃん、すごいなぁ。

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王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)の作品紹介

「あんたは山を降りなさい」。薬草のお茶で身体の悪い人を癒してきた祖母の言葉が、十八歳になった雫石の人生を動かす。自給自足の山の生活を離れ、慣れぬ都会で待っていたのは、目の不自由な占い師の男・楓との運命的な出会い。そしてサボテンが縁を結んだ野林真一郎との、不倫の恋だった。大きな愛情の輪に包まれた、特別な力を受け継ぐ女の子の物語。ライフワーク長編の幕が開く。

王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)のKindle版

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