人生のこつあれこれ2013 (新潮文庫 よ 18-32)

著者 : よしもとばなな

• 新潮社 (2014年3月28日発売)

感想・レビュー・書評

[海野藻屑さんの感想 · 2024年2月15日]

個人的にそもそもエッセイはあんまり好きじゃないけど、愛するよしもとばなな先生となると話は別。私にとってよしもとばなな作品は、愛に溢れていて、生との向き合い方に気付かせてくれるもので、その作品たちはこういう人から生まれてくるんだなと、この本を読んですごく納得した気がする。
特に「生き方を変えたければ住む場所を変えて服と髪型を変えよ」という教えは、一見単純で誰にでも出来ることだけど特に住む場所を変えるのは覚悟がいることで(人によっては服も髪型もそうなのかも)、でもそれが出来れば人生変えられるのかも、私も本当に「もう無理！！」ってなったら住む場所変えて服も髪も変えてみよう、と純粋に思えて、前向きになれた。よしもとばななが言うならそうなんだな、と私は思ってしまうのだ。

[harukisutoさんの感想 · 2015年5月3日]

910.268

[むささびさんの感想 · 2014年6月16日]

人生のこつあれこれの2013年バージョン。

よしもとばななさん、大好き。

疲れた心によりそってくれた。

ありがとう！

著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」