そこに僕はいた (新潮文庫)

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著者 : 辻仁成
  • 新潮社 (1995年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101361215

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そこに僕はいた (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 学生時代に読むにはうってつけかと。
    この人はいつもそうだが、
    アイデンティティの不確実性と、
    ナルシシズムの問題を書かせるとうまい。
    おそらく、本人の問題だからだろうが。

    だからこそ、青臭すぎて、
    今読む気にはなれない。

  • 自分の学生時代のエッセイ集
    昔のことをこんなにも記憶してるなんて凄い
    筆者がいかに友達を大切にしてるかが伝わってくる

  •  作者の少年時代の思い出を笑いと涙でつづった青春エッセイ。
    (一般担当/YUKI)

  • ゴワスの「静電気」がツボでした。
    辻さん、本当に面白くて、色んなことに挑戦して成長されたんだなぁと、思いました。
    確かに友達は作るものじゃないですね。
    自然にできるものですね。
    自分の子供の頃を思い出し、純粋に遊んでいたことを心にふわっと出してくれるエッセイでした。
    大人になって連絡を取らなくなっても、そこに私はいたんだなと、切なく淡い気持ちにさせて頂いた本でした。
    とにかく良かった。

  • なんとはなしに、心に残る。

  • この本は私が小学生の時に国語の授業で読み、気になって全文を読んだものです。
    この作品の中で私が最も好きな登場人物はゴワスという人物で、人と少しズレている彼の言動がツボでした。実際に友達にいたら苛つくかもしれない彼ですが、物語のスパイスとしてとてもいい味を出していると思います。しかも実は母親が後妻という家庭環境で世の中には様々な人がいるのだなぁと思いました。
    この他にも初恋の相手や部活の先輩などいそうな人物が多く、共感することが出来ました。昭和的な文章の内容がどこか懐かしく容易に心に落ち着く一冊です。

    hotaru 629
    蔵書なし

  • ばかばかしくて、呆れる程愉快で、少し泣きたくなるようなむかしの思い出。辻さんは本当に大事に思い出を語る。個性的なエピソードでも、不思議と読めば「わかるわかる」と頷いてしまう何かがある。
    純粋な頃の思い出は、ちくりと痛む記憶であっても、自分にとって大きな支えであり、宝物なのだと思う。

  • そこに僕はいた

    思い起こせば、僕には片足の友達がいた。
    から始まる10ページ足らずの話。

    基本、再読しないのだが、この話は買って読み直すくらいお気に入り。

  • 著者の少年時代、青年時代を振り返ったエッセイ集です。初恋の女の子やケンカ友達、新聞配達をしていたクラスメイトの思い出などが綴られています。

    辻仁成の小説とは違い、ユーモアに彩られた作品で、楽しんで読むことができました。

  • 今回は積本からではなく、再読。
    本が好きになるきっかけを与えてくれた辻さんのエッセイ。

    中学生の頃、国語の教科書に「そこに僕はいた」は掲載されていた。
    当時は本なんて全く読む気もなかった私が、
    その読みやすい文体と内容に引き込まれました。

    義足少年とのエピソードである表題作以外にも少年から青年期までの辻さんのエピソードが面白くて、共感できます。
    友達と喧嘩したり、好きな女の子に意地悪したり、新聞配達のヒーロー達に憧れたり…。
    もちろん私は辻さんと同年代でもなく、住んでた地域も違うので完全に共感できるというわけではないんですが、私もこの年頃の時は同じ事考えていたなー、もし辻さんと同じ状況だったら同じ事しちゃうだろうなーなんて思ってしまうんです。

    読了後、私は本屋で辻さんの本を買い漁り、CD屋でエコーズ、ソロのCDを買い、どっぷり辻さんフリークになりました(笑)
    辻さんに満足した後はいろんな作家さんの本に触れる事ができました。

    今改めて考えると「そこに僕はいた」は私にとって、ふと思いついた時に初心に戻れる、記念すべき最初の一歩です。

    なので、最近の辻さんが恋愛小説ばっかり書いているのは嫌なんです…(笑)

  • 私はエッセイは基本的にあまり好きではないのだが、これは面白おかしく読めた。解説にあるように、辻仁成は「普通ではない」。エッセイを読みながら、ふふっと笑ってしまったのは初めてだった。友達は作るものではなく、自然と出来るものだと作者は言っている。出来た友達を大切にしよう、覚えていようと思った。

  • 私も地方出身なので、小学生や中学生のときのエピソードはすっと入り込めるところはある。
    高校生のときのエピソードは、団塊の世代の人ならもっと入り込めたりするのかな。
    さらさらと読めるエッセイ。

    2013/05/31

  • (1999.12.09読了)(1999.11.22購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    大人になった今、毎日楽しみにしていた学校はもうない。でも友達たちは、僕が死ぬまで大切に抱えていける宝物なのだ―。少年時代を過ごした土地で出会った初恋の人、喧嘩友達、読書ライバル、硬派の先輩、怖い教師、バンドのマドンナ…。僕の人生において大いなる大地となった、もう戻ってはこないあの頃。永遠に輝きつづける懐かしい思い出を笑いと涙でつづった青春エッセイ。

    ☆関連図書(既読)
    「ピアニシモ」辻仁成著、集英社文庫、1992.05.25
    「冷静と情熱のあいだ Blu」辻仁成著、角川書店、1999.09.30

  • 息子の夏休みの課題図書だそうで、ついでに読んでみた。
    それなりに面白いエッセイでしたが、盛ってませんか?辻さん。
    キャラが濃い人が回りに多い!

  • 小学生時代からのほろ苦く心温まるエピソードを年代順に綴る。小学生時代は幼く他愛もないものが多いが、年齢が上がるにつれ重く深いテーマとなってゆく。辻仁成のひねた性格の形成過程を知ることができり興味深い。

  • 辻 仁成著 そこに僕はいた 読了。ミュージシャンでもある著者の青春時代を振り返ってのエッセイ集なのであります!!

    自宅の書棚を整理していたら見かけない一冊が目に留まった。辻 仁成の「そこに僕はいた」という文庫本。辻 仁成の著作って読んだ事あったっけ?巻末を確認してみると、初版発行が平成7年で本書は平成12年の第十二刷とある。とすれば恐らく10年くらい前に何となく購入してそのまま書棚の奥で埋もれていたんだろうなあ。何気なく読み始めると、これは面白い!!

    小学校から高校までの青春時代の懐かしい出来事が宝石のようにちりばめられた一冊。そこで語られているのは著者自身の思いでであるにも係らず、子供の頃ってそういう事あったよなあ、と思わず唸らせてくれる逸話が満載でグングン惹きこまれていった!!

    「「何処へいくとね」やばいと思ったのだが、ゴワスは僕にそういってきたのだ。勿論、うんこに行くとは死んでもいえないのである。子供の頃というのは、学校でうんこをするということが、何故か恥ずかしく汚いというイメージがあったからだ。馬鹿とかアホといわれるより、うんこったれといわれるほうがずっといやだった。友達の家でトイレを借りるときは本当に神経を遣った。わざと、おしっこしたいんだけどトイレ貸してくれる?などときいたりしたのだ。そして借りると急いで大きいほうをしたものだった。おしっこをするのと同じ時間で大きいのをするのは至難の技であった。」(同著より抜粋)

    黄金の少年時代、青春時代が懐かしく思い出されますね!!

    【Dance1988の日記】
    http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20120530

  • 辻仁成が学生時代の友人との思い出を振り返る、傑作エッセイ。出てくる友達がみな驚くほど魅力的。
    「僕が会いにいっても、僕の存在自体を忘れてしまっている人もきっと多いはずだ。それでも構わないと思う。あの頃の思い出は僕の中で永遠に残り、輝きを放ちつづけているのだから」
    という言葉には、過去の思い出をたいせつにする筆者の人生観が凝縮されている。
    一冊本が書けてしまうくらい眩しい過去・素敵な友達を持っているというのは、とんでもなく幸せなことであると思う。

  • こんなに昔の事を鮮明に覚えてるってすげぇなあ。
    昭和の子供たちの思い出って、本当に濃いんだと思う。

  • ご存知、辻仁成の本。自分の小学生から高校生までをまとめたもの。

  • 小学6年生のころはじめて読んで、これはやばい!と深い感銘をうけた
    今は、ここまで自分の過去をキラキラさせて書けるって、すごいよなって思うけど…やっぱり好きです…

  • 実は辻仁成さんの作品を読んだ事も観たこともありません。『冷静と情熱のあいだ』とか『サヨナライツカ』の恋愛物の小説を執筆した方という位の認識でした。いきなりエッセイから入るのもどうかと思いましたが、ちょっと興味があったので読んでみました。
    以前、東野圭吾氏のエッセイ『あの頃ぼくらはアホでした』を読んだ時も思いましたが、変わっている人だなぁ、と。ただ、東野氏とは違った方向で変わっていると思いました。生き方がロックというか・・。相当にアツいハートを持っている人だという事が文の端々から伝わってきました。

  • エッセイだが、予想以上に面白かった。

  • NHKで「わたしが子どもだったころ」という番組があるのだが、まさにその番組を見ている気分になった。
    高校、大学と進むにつれて大体方向性が似た人が集まるものだが、小中学校の頃は友達の中でも価値観も家庭環境も様々で、そこで過ごした時間ってすごく貴重な時間だったなと思う。
    他のみんなは忘れていても、自分の頭の中にはやたらとドラマチックなものとして鮮明に残っている子どもの頃の一コマ。そういうものを思い出させてくれる一冊。じんわり心があったかく、でも少し切なくなるこの感じ、好きだ。

  • 2011/08/16読了

    辻仁成の本は持ってはいるが読んだことはない。
    つまり、このエッセイが私が初めて読む氏の本となる。
    文体は、まあまあってところかな。
    少年のころの記憶…小学生、中学生のころの友達との思い出とか、共感できるところもあるなあ。
    「あー、あんな子いたなあ」とか思うところとか。
    けど、こちらが覚えていても、相手は自分の事を知らないっていう「現実」がある。
    なんだかなあ
    思い出は、思い出として。額に入れておいておくのが、一番なのかもしれない。

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