ミラクル (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 127
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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101361246

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃はあったのに、大人になると無くなってしまうものがたくさんある。それらを幾つ無くしたかで、人はどれほど大人になれたかを計る。

    読み始めて気付いたのですが、これは?学だか高校だかの国語の教科書にでていました。(辻仁成ってこーゆー話書くんだ〜)と結構びっくりしたのを覚えています。
    ストーリーは、ちょっと「ポネット」と似てるかな?
    信じてれば願いって叶うのかもしれない、と本気で思わせてしまう物語です。望月通陽さんの絵もなかなかイイ感じです☆

  • ”母親とは許してくれる人”

  • 優しい

  • 大人の絵本ってかんじカナ☆

  • 久しぶりに読み返してみました。真夏なのに冬の話・・・(^_^;)お母さんって何なんだろう?と必死に探すアルの姿は胸をうちます。ふたりの幽霊のキャラクターも素敵。何度も何度も読み返したくなる話。

  • あったかい。
    主人公の子どもっぷりをリアルに書かれていて、子どもだなぁ。。。とか思っている自分が少し恥ずかしかったり(笑)
    ほんとうに優しい気持ちになれます。

    反面、自分は大人になってしまったんだな。という寂しさも感じました。

  • 辻仁成もこういうお話を書くんですね。ちょっと新鮮です。
    悲しい設定ですが、なんとなく心が温まります。
    童話のような感覚です。

  • 一番最初の記憶かぁ。。。思い出せんなぁ。。。
    つまり、現実に振り回されてるってことですが、それでも信じるものには「ミラクル」が訪れる。
    (2007/7/19)

  • 2007.6/16
     いい話。ママはほんとに来たのかな。

  •  “すっかり大人になってしまった、
    かつての子供たちへ贈る、
    愛しくせつない物語” 
     あっという間に読んじゃった。
    とてもやさしい1冊です。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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