- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101361710
感想・レビュー・書評
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『ぼくらの頭脳の鍛え方』
書斎の本棚から百冊(佐藤優選)64
社会・経済についての知識で、われわれが置かれた制約を知る
戦後革命運動史の貴重な証言。 -
2012.02.01
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2002年11月19日
“おもしろい。こういう生き方があるのか” -
「とっぱしゃ」と読むのかと思ってたら、「とっぱもの」。「あの人、突破やなあ」って言うそうです。ヤクザの息子で、マルクス主義者で・・・な人の自伝。自分と全然違った育ち方をしていると言う人の人生を覗くだけでも面白いけど、社会史のお勉強にもなる。岩波新書の『戦後史』なんて本も読んだけど、全然こっちのが説得力がある。特に、中からみた学生運動の様子を読めて良かった。有名な人もいろいろと出てくる中、直接面識はないみたいだけど、山本先生も登場。正直、広島大の『101冊の本』で知った時は「なんなんこの本」って感じだったけど、読んでみると載ってるのも納得。下巻も早く読もう。ヤクザも、談合とかも、こういうのを読むと必要かなあと思ってしまう。世の中には、もっと根本的な排除すべきものがいっぱいかも。◆◇関連書籍◇◆・『大学新入生に薦める101冊の本』http://review.webdoku.jp/note/4390/12834/1?id=203061・中村政則『戦後史』http://review.webdoku.jp/note/4390/14870/1?id=164175
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日本戦後史や学生運動について、かなり面白く読める。後半の失速ぶりがやや残念。
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<読んだ日>
090103
<概要>
グリコ・森永事件でえ「キツネ目の男」として世間の注目を集めた宮崎学。京都でヤクザの組長の息子として育った幼少期から共産党の学生ゲバルト部隊として活躍した大学時代、家業の解体屋を次ぎ、ゼネコン恐喝で指名手配され、グリコ・森永事件で警察にマークされ、バブルから暴対法へと、50年の戦後史を社会の裏側からの視点で書いたもの。
<感想>
こんな世界もある(あった?)のか・・という感じ。著者の自伝の形をとっているため、視点が偏っている可能性は十分あるが、あまり学校で習うことのない戦後史の大まかな流れをつかめるという意味で面白い。
<行き先>
amazon