サービスの達人たち 究極のおもてなし (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101362533

作品紹介・あらすじ

日本には、たとえ対価が払われなくとも、サービスに命を賭けている人間がいる。「飛び込み営業」でベンツを年間100台も売る営業マン。「戦後最高」と称される伝説のウェイター。稼働率100%を誇るビジネスホテルの支配人。クレームを受けたことがないカリスマ美容部員……。彼らはなぜ客の心を虜にできるのか。人知れず真髄を極める職人たちの技と心意気を描くノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 驕りが出て来たなと思ったら読まなくてはいけない本。だから全ての人にとって必要な本。

  • 偏った感想ではなく客観的でかつそのサービス(ウー)マンの姿が想像しやすかった。

  • ビジネス書の風でいて、その実は「人」の物語である。この本が伝えるサービスの真髄とか要というのはそういうものかもしれないと思った。

  • 電報配達員の話が良かった。
    震災時に「電報」は全く思いつかなかったな…

    ホステスの話も、時代の変遷を感じる。

  • サービス業必見。
    いいサービスを提供したい気持ちになる。

  • 大きな組織にいようとも、商品を愛し心の入った接客と、売り上げを比例させる達人たち。
    「楽しそうな店員さんにもっと会えてもいいのにな」と感じていた最近だったので、この本に心温まりました。

  • 読み物として面白い。サービスってマニュアルじゃなくて、いかに相手のことを想像し、思いを寄せるかなんだなあと改めて思った。

  • これぞサービスの「達人」と言える。

    日本には、たとえ対価が払われなくとも、サービスに命を賭けている人間がいる。「飛び込み営業」でベンツを年間100台も売る営業マン。「戦後最高」と称される伝説のウェイター。稼働率100%を誇るビジネスホテルの支配人。クレームを受けたことがないカリスマ美容部員……。彼らはなぜ客の心を虜にできるのか。人知れず真髄を極める職人たちの技と心意気を描くノンフィクション。

  • サービスを提供される機会は、日常の中で多々経験している。あまり意識をしていないせいか、記憶に残っている人は直ぐには思い浮かばない。自然と違和感を感じない、振る舞いをいけていたのかもしれない。改めて、達人達たちのこだわりを認識すると、接する人の本質が今よりは理解できるかもしれない。そして自らのマナーも・・

  • 2016年66冊目

    本書では特別の場所ではなく、デパ地下やガード下のもつ焼きや
    デパートの化粧品売り場など自分達がよく使う、身近なところにいる
    おもてなしの達人を紹介している。

    あまり差別化のできない商品をそのお客さまを思う接客で差別化する。
    普段のビジネスに参考にしたい本でした。

    ブログでも紹介しています。
    http://hnakaji.net/archives/813

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著者プロフィール

野地秩嘉(のじ・つねよし)
ノンフィクション作家
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『サービスの達人たち』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』『新TOKYOオリンピック・パラリンピック物語』『京味物語』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

「2022年 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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