藤原氏の正体 (新潮文庫)

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著者 : 関裕二
  • 新潮社 (2008年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101364711

藤原氏の正体 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 天智・天武天皇のあたりは語り部によってまったく見方が異なるので注意しなければならない。
    「日本書紀は天武天皇の肝いりで編纂されたので天武天皇にとって都合のいい内容である」とする考えがある一方、本書は、「天武天皇崩御が西暦686年、日本書紀成立はその34年後の720年であることから、日本書紀は天武天皇ではなく、その間の政権・藤原不比等にとって都合のいい内容である」という見解だ。

    中臣氏の祖先については日本書紀によると、中臣連(むらじ)の遠祖・天児屋命(あまのこやねのみこと):天照大神を天の岩戸から引っ張り出すときに活躍したとある。

    律令制度が整う以前、独裁権力を出さないために、一氏族の中から二人の参政官は出せないという慣習があった。ところが、不比等はこれを律令の中に明文化しなかった。そして、四人の息子を「四つの家」に分け、「一家からひとり」だから問題ないと、藤原氏から複数の参政官を輩出した。

  • 今もなお続く藤原家。本当に恐ろしい。

  • 陰謀に陰謀を重ね、政敵を葬って確固たる地位を築いた藤原氏。葬った政敵の怨霊による祟り(天変地異)への怯えが空海や安倍晴明を必要とし、また、民衆の神道離れ、仏教への帰依、神仏習合を引き起こした、という見方は、面白い。全編を通じて、本当かなあ、という部分もあるが、著者の想像力の逞しさに脱帽。

  • う〜む。いまいちかなあ。それほど藤原氏に興味があるわけではないのに読んだためか、あまり面白く読めもせず、分かりにくいし、なんとなく、藤原氏批判が強すぎて、ちょっとげんなりしてくる。まあ、言わんとするところは分かるけど。そんなに言うなら、藤原氏が現在においても、どの程度、牛耳っているのか、赤裸々に述べてもらえば、それなりに面白かったように思う。まあ、それは、さすがにできないのかな?

  • ■タイトル的に興味をもったので、読んでみたが、途中で苦痛を感じ読むのをやめた。全体の構成内容とチープなチャート図からか。

  • 藤原氏に対する著者の自説を説く本書。牽強付会的なところもあるが、多々ある説の一つと思えば理解も出来る。

  • 所謂とんでも本。
    予備知識のない人がこれを読んだら、と思うとぞっとします。
    世の中にはこんな本でもまかり通ってしまうのか…と。

    とにかく学術的な論文を一度でも読んだことがある人なら、この方の論文の引用がいかに自分に都合よく行われているかわかると思います。

    そういった反面教師的な意味では読む価値はあるかもしれません。
    粗探しをしたら際限がない一冊です。

  • 途中で読むのをやめた本。
    ちょっとトンデモ本ですかねえ…
    「ではあるまいか」が多すぎ。
    まあそういう本として書かれたのだろうから仕方が無いんですけど。
    私には合わないかな。

  • 2011年7冊目

  • 非常に面白かった。
    昔、学校で習った、名前、事件等が出てきて「ああそうだったな」と思い出させられた。
    個人的に神話に興味があるので、そちらの方面との絡みもあり、なかなか読みごたえがあった。

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