Story Seller〈2〉 (新潮文庫)

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制作 : 新潮社ストーリーセラー編集部 
  • 新潮社 (2010年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101366722

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Story Seller〈2〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 個人的に面白かったのは本多さんの作品。
    「父親モドキ」という表現にストンと納得するとともに、こういう家庭どんどん増えるだろうなぁと感じた。
    同じモドキでも有川さんの「ヒトモドキ」は週刊誌で読む分には耐えられるが、正直小説では読みたくないという話題だった…。
    前シリーズからの連作は、伊坂さん、佐藤さん、近藤さん。
    どれも安定して面白い。
    「レミング」は実にいい話だった!
    佐藤さんのは次回で主人公の正体はわかるのか?
    沢木さんのはカクテルのメニューを注意深く見るようになった。
    米澤さんのは序章という感じでちょっと物足りない。

  • ―――お待たせしました!!大好評アソンロジー第2弾をお届けします。
    日本作家界のドリームチームが再び競演。今回もオール読み切りで、読み応え満点。
    どこから読み始めても、他では経験できない読書体験が味わえます。
    物語大好きのあなたも、これから読み始めるあなたも、お気に入りの作品が必ず見つかることでしょう。

    ということで早くも第二弾

    道尾秀介がクビになったのは残念やったけど
    今回もなかなか粒ぞろいやった

    沢木耕太郎 「マリーとメアリー ポーカーフェイス」
    徒然なるままに…といった感じのお酒にまつわるエッセイ
    あんまりおもしろくなかった

    伊坂幸太郎 「合コンの話」
    構成というか文章の形式は、演劇の脚本的なものから
    モノローグまでさまざまやけど実に伊坂っぽい作品
    かるーい会話がいいね

    近藤史恵 「レミング」
    これも「サクリファイス」の外伝的作品
    story seller を二冊とも読んでから「サクリファイス」
    にいけば一番楽しめるかも

    有川浩 「ヒトモドキ」
    最近ハマりつつある有川浩
    タイトルからもわかると思うけど不気味な話
    まじでこんなんが身近にいたら発狂するかもしれん

    米澤穂信 「リカーシブル リブート」
    え?ここで終わり?とも思ったけど
    不思議な余韻が残る作品。心情の描写がすごく丁寧

    佐藤友哉 「444のイッペン」
    「333のテッペン」の続編
    444匹の犬が消えるという不可能犯罪に巻き込まれる
    オレこと土江田の語りがなかなか

    本多孝好 「日曜日のヤドカリ」
    父と娘と家族に関するちょっといい話
    本作ではこれが一番おもしろかったなあ

  • 伊坂幸太郎『合コンの話』のラストがお気に入り。

    本多孝好『日曜日のヤドカリ』が一番好きなお話。

    著者別の短編集なんだけど、収録の順番が良かったのか「一冊」としてちゃんとまとまっている感じがして良かった。

  • 有川浩作品が読みたくて、手に取ってみた。

    「マリーとメアリー」by 沢木耕太郎
    ブラッディ・マリーにまつわる話

    「合コンの話」by 伊坂幸太郎
    合コンに参加した6人(男3人、女3人)の
    それぞれの事情

    「レミング」by近藤史恵
    自転車競技チームの人間関係

    「ヒトモドキ」by 有川浩
    お金に汚い、叔母との攻防戦。
    招待していないのに、結婚式に乗り込んできた
    叔母の所業も許しがたく、そのほか
    殺したい、と思うのも、理解できる。

    「リカシーブルーリブート」by 米澤穂信
    父が亡くなり、血の繫がりのない母と
    弟との引っ越し先での新しい生活。

    「444のイッペン」by 佐藤友哉
    動物展での444匹の犬が消えてしまった
    事件に巻き込まれてしまった私。

    「日曜日のヤドカリ」by 本多孝好
    妻が駆け落ちしたかも?と
    血のつながらない娘と2人で妻を探す。

  • 今回もハズレなし。近藤史恵の自転車ロードレースのシリーズは安定して面白い。有川浩のリーダビリティも凄い。ページをめくる手が止められない。

  • 1に引き続き面白い。

    有川さんは3でもきっと家族のテーマで来るのかな~

    最後の本多さんの家族の話というか、あの家族の関係がすごく好きだった。
    お勧めできる一冊

    何がいいかというとやっぱり色んな作家さんのテイストを気軽に味わえることろかなー。これを読めば、この作家さんは好きそうとか、この作家さんはちょっと合わなそうだなーってのが分かる気がします。

  • 一つ一つの物語が30分から60分ほどで読み終えられるこのシリーズは箸休め的に読めます。 今回7つの作品があり、どれも読み終えた後の爽快感があった。 他のシリーズも読み進めてみよう!

  • Story Seller 2

    1を読まずに2を読了。収録されているタイトル、著者、あらすじは以下。

    「マリーとメアリー」沢木耕太郎(深夜特急)
    カクテル"ブラディマリー"の名前について、著者ならではの考察(主に名前の由来について)

    「合コンの話」伊坂幸太郎(陽気なギャングが地球を回す)
    とある合コンにおける各参加者の想いと殺伐とした現実の出来事

    「レミング」近藤史恵
    ロードバイク界で闘う主人公が所属するチームメンバー間の葛藤、想い、リーダーとなるべく策略

    「ヒトモドキ」有川浩(図書館戦争)
    周りから煙たがられている伯母さんを住まわせることになってしまった家族と伯母の策略

    「リカーシブル」米澤穂信
    ※リカーシブル:再帰
    不思議な能力を実は持ってた弟との引越し先で過ごす日常

    「444のイッペン」佐藤友哉
    東京ビックサイトで開催する予定だったペット博覧会において、目玉となる大量の犬がいなくなった!?その事件を独特な視点で探偵が追う

    「日曜日のヤドカリ」本多孝好
    結婚、離婚、駆け落ち、、、複雑な関係を持つ人たちが織り成す複雑な想い

    本作はAmazonの紹介では以下のように記載されている。
    「物語大好きのあなたも、これから読み始めるあなたも、お気に入りの作品が必ず見つかることでしょう。著作リストも完備して、新規開拓のガイドとしても最適です。」
    正直、7名の著者のうち1名しか知らないで読んだので、紹介文はあながち間違ってないと読み終わって納得した。読んだことのある"深夜特急 / 沢木耕太郎"はトンデモナイ名作なので、時分を旅人だと思う人にはかなりお勧めできる。

    どの作品にも言えるのが、短い文章でここまで不思議な気持ちや魅了するのはすごいということ。掲載されている作品はどれも気持ちの良い終わりではないが、その中途半端さやその後を読者に考えさせるスタイルが面白い。連続して読むと、著者によって文章で書く着眼点、物語の構成、そして結末がここまで違うかと思う。

    読み終わって、また読みたいとはなりずらいが、ひとつひとつの物語は短いので気軽に読めるのが良い。旅行に持っていきたい作品。個人的には、最初に掲載されている沢木さんのが面白かった。

  • 【ヒトモドキ】
    愛してほしかったのかしら。
    このもしかしてで、物語が終わりに向かうところが良かった。読んでて救われる思いだった。

    【444のイッペン】
    はめられたー。からの、だまされたー。

    【日曜日のヤドカリ】
    こんな娘さんがいたら面白い!
    昼顔の影響受けてしまって、あーあって思いながら読んでたけど、良かった良かった。

  • 「1」を読んではいたけど、かなり前だったので全く覚えてなく。続き物はあまり楽しめなかった。このシリーズのコンセプトを考えると単発で楽しめる話の方がいいのかなーとも思うけど、でもシリーズとしてやっていくなら、続き物もありなんだろうか…。
    好きだったのは2編。
    まずは「ヒトモドキ」かなりぶっ飛んだキャラクターの伯母が、ただただ気味悪かった。しかも自分のすぐ近くにも同じような人がいるのでは、と思ってしまうようなリアルさがあったから余計に。
    続いて「日曜日のヤドカリ」 父と娘の間に流れる空気が心地好かった。2人にだけ分かる距離感というか。話もほどよい伏線でキレイにまとまっていた。
    個人的には米澤さんの話が楽しみだったんだけど、ここで終わってしまったら何とも言えない。続きが読みたい。

  • 7名の作家による短編集。

    全部が全部ミステリーでもなくザックバランに富んでいるのだけど、面白くないというか興味のないものも含まれているし、何かのつづきのような作品も入っているので面白くないものが目立ってこの評価になった。

    最後の「日曜日のヤドカリ」は本多氏の別の本で読んだので面白いのだけど、結末が分かっていたので面白さ半減だった。

  • 最初の方は、1よりも勢いがないかな?と思い、なかなかページが進みませんでした

    さらっとしてる、でも、なんか良い


    あのキャラだけはダメだった…
    トラウマになりそう


    個人的に、最後のお話がすごく好き!
    「敬語」な距離感がなんだか心地いいです

    (2010.3.25)

  • 今回も前作に引き続き、素晴らしい夢の共演。

    収録作品は、以下の通り。

    沢木耕太郎「マリーとメアリー ポーカー・フェース」
    伊坂耕太郎「合コンの話」
    近藤史恵「レミング」
    有川浩「ヒトモドキ」
    米澤穂信「リカーシブル――リブート」
    佐藤友哉「444のイッペン」
    本多孝好「日曜日のヤドカリ」

    =================

    前作からの続きだったり、登場人物が共通していたり、という物語があったけど、その中でも、近藤史恵の書くロードレースの世界観が爽やかで、もっと読みたくなった。
    そしたら、なんと、オッジ(チーム名)がメインとなる、しかも、Story Sellerでお馴染みの彼が登場している作品があるとか…。
    ということで、早速「サクリファイス」を借りた!

    もちろん、伊坂の素晴らしいプロットが冴え渡る「合コンの話」は、安心して楽しく読めた。本当好き。
    それから、前作でハマった有川浩は、ベタ恋愛じゃない世界観でも面白い!って思えたので、これは収穫。

  • 沢木耕太郎 『マリーとメアリー ポーカー・フェイス』
    伊坂幸太郎 『合コンの話』
    近藤史恵 『レミング』
    有川浩 『ヒトモドキ』
    米澤穂信 『リカーシブル――リブート』
    佐藤友哉 『444のイッペン』
    本多孝好 『日曜日のヤドカリ』

  • どれもこれも引き込まれます。

  • 道尾秀介、近藤史恵、有川浩、米澤穂信、奥田陸、湊かなえ、、、の6人が、描いている。
    読んだことのあるものも、数点含まれているが、この作者はもっと、面白い話を書いているのに、、、と、思わざるをえない作品もあった。

    作者のリストが、書かれてあるので、違う本を読んでみたらと、、、、思う。

    今日は、MBSテレビで、湊かなえの『往復書簡』が、放映されるらしいが、本と、どのように違うか見てみたいとも思っている。

  • Story Seller の第二弾。第一弾の続編のような作品も多いのだけど、第一弾の方がよかったかな。

    近藤史恵さんの中では、サクリファイスとプロトンの中の孤独のどちらが先に生まれていたのだろう。

    それはともあれ、あの石尾や赤城にまた会えるのはうれしかったんだけど、今回の作品の「彼」のやったことや、それを知った上で受け入れる石尾や赤城のことが、なんかしっくりきませんでした。それが、作戦であって、そういう駆け引きのある競技だとして読んでも、微妙なものが残りました。

    プロトンの中の孤独の方が、鮮やかだったなぁ。

  • 978-4-10-136672-2 521p 2010・2・1 ?

  • 続編多いので1からが無難。本多さんと伊坂さんが、内容は全然違うのにシンクロしていてわくわく。どんな物語も、要約すれば一行だけ。なんてことのない1日だったよ。ただそのなかに、喜怒哀楽や出会いや別れや、葛藤や感動があるだけ。

  • あなたはつらいと感じたんだし、それと、どこかで苦しんでいる別の人のつらさを比べて、泣くのを我慢する必要はないでしょ。つらいと思ったのは本当なんだから。わたしたちは、誰かがどこかで大変な目に遭っていても、目の前の生活で一喜一憂していくしかないんだよ。良くも悪くも、誰もが自分の人生を、大事に、頑張って生きるしかないんだから。
    様式とはありがたいものだなと思った。悼むための手続きを踏むことで悼んだことにできる。
    目には目を。歯には歯を。ハンムラビ法典以来の人類の常識です。

  • Story Seller が秀逸だったので2を読んでみた。
    かなり落ちますが、それでも面白かった。

    好きな順番と評価。

    3○沢木耕太郎
    1○伊坂幸太郎
    2○近藤史恵
    5△有川浩
    4△米澤穂信
    7△佐藤友哉
    6△本多孝好

  • 色々な作家さんの作品に触れることができる嬉しい短編集。

    今回は最後の本多孝好さんがピカイチ。
    親子の情を余すところなくだけど独特の淡々とした切り口で描くのはさすが。

    伊坂幸太郎さんの合コンの話も面白かった。少しずつ肉付けをして物語仕上げていく過程がとても新鮮。

    早く3も読んでみたい。

  • 「合コンの話」暗く落ちなくて好い。

    うっかり「マリーとメアリー」小説だと思って読み進めてしまう失態を犯した。

    「日曜日のヤドカリ」も割と良い。面白さは山の大きさじゃない、先が読めても、読み進む価値があれば本は面白い。

  • いい意味で知らない作家を発掘できる便利本。『本多孝好』『近藤史恵』両氏を知ることができました。

  • 1→3→2の順に読みました。
    ずっと放置していたものを、飛行機の時間が遅れていたタイミングで偶然本屋で発見しました。

    伊坂さん→本多さん→近藤さん→有川さん→沢木さん→米澤さん→佐藤さんの順で読みました。これは完全な気分です。

    新規開拓のガイドというよりは、以前にハマった作家さんが集まっていたので、「そうそう、こんな面白い作品書くんだよな。」なんてことを思いながら読み進めました。
    読み切りで読み易いのにこの読み応え。さらに1や3に繋がるシリーズ感に僕は満足です。

    ドリームチーム。その言葉が正しいと思います。

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