たった一人の生還: たか号漂流二十七日間の闘い (新潮文庫 さ 32-1)
- 新潮社 (1995年6月1日発売)
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感想 : 18件
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- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101367118
感想・レビュー・書評
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レース中のヨットが荒天で転覆。救命ボートで漂流。水も食料もない。やがて訪れる仲間の死。最後の一人になったが、漂流27日後に救助される。壮絶としか言えない。
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92年のグアムレースで遭難し、ライフラフトで漂流した一ヶ月の手記。
極限の状況で仲間が一人ずつ無くなって行く壮絶な話。回航時に船の上で読んだが、身が寒くなり口の中が渇いてきた。 -
水が美味しく感じられて、体を伸ばして休める場所があるぶん、あたしは幸せものなんだろうなぁって思う。今でも、仲間は広い海に眠ったまま。佐野さんは今なにを思って生きているんだろう。すごく海の危険と命の大切さを感じさせられる本。