たった一人の生還: たか号漂流二十七日間の闘い (新潮文庫 さ 32-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101367118

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  • レース中のヨットが荒天で転覆。救命ボートで漂流。水も食料もない。やがて訪れる仲間の死。最後の一人になったが、漂流27日後に救助される。壮絶としか言えない。

  • 92年のグアムレースで遭難し、ライフラフトで漂流した一ヶ月の手記。
    極限の状況で仲間が一人ずつ無くなって行く壮絶な話。回航時に船の上で読んだが、身が寒くなり口の中が渇いてきた。

  • 120831本BS麻耶 八代英輝弁護士 慶応・columbia univ. law s.
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    『ミニヤコンカ奇跡の生還』☆☆☆←復帰途上推薦さる236
    『哀愁の町に霧が降るのだ』←携帯した愛読書32,  『八甲田山死の彷徨』『アイガー北壁』←遭難中船長が絶望からの希望92 吉村昭の漂流生還長篇小説253
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    発見と救出と船員仲間の暖かな雰囲気 17
    星 星 星 。。。 23
    こんなきれいな星を見ながら死ぬのか 事故瞬間 68-9
    水。最後までみんな立派なシーマンだった 102
    死。最後の一人に。涙。 159
    発見!瞬間! 177
    水と命。個々の腎機能とホメオスタシス。限界突破状況。 207

  • 水が美味しく感じられて、体を伸ばして休める場所があるぶん、あたしは幸せものなんだろうなぁって思う。今でも、仲間は広い海に眠ったまま。佐野さんは今なにを思って生きているんだろう。すごく海の危険と命の大切さを感じさせられる本。

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