- Amazon.co.jp ・本 (665ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101369129
感想・レビュー・書評
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火車以来、宮部みゆき2作目。
火車同様、星3つ。今ひとつのめり込めず。
なんだろうか、だんだんと点と点が結ばれていくだけで退屈に感じてしまう。社会問題を含んだ題材というのが、自分の小説に求めているものではないからかなぁ
2作とも700ページを超える作品だったので、次は少し短めの読んでみてもいいかも詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか怖いお話でした。
みなさんの評価をあらかじめざっとみて、怖さに身構えていたので、実はちょっと期待しすぎてしまっていました。ごめんなさい -
最初から最後までドキドキハラハラ!面白かったー!レベル7の意味は怖すぎるけど。。。
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ある日記憶喪失の状態で目覚めた一組の男女。
彼らがどうしてそのような状態になってしまったのか、一つずつ解き明かしていくミステリー。
若干ファンタジックな設定があるのかと最初は思っていたがそうではなく、現代日本を舞台にしたミステリーだった
かなりのボリュームのある作品だが後半は先が気になって仕方がなかった。 -
2つの方面から話が進んでいき、どんどん繋がってくる感じが面白かった。
答えは合ってたけど、解き方が違う感じと言うか多分ほんとの犯人はこの人だなと思っていても、やられた感があって面白かった。
どんよりした気持ちから一転したりして、最後は明るい気持ちで終われてよかった。 -
ある言葉を残して行方不明になった女子高生
「レベル7まで行ったら戻れない」
夫を亡くし紹介で心理カウンセラーの仕事に就く真行寺悦子
そこで知り合った女子高生みさお
みさおは謎の言葉を残して行方不明になった
悦子はみさおを探し出そうと決心する
目が覚めるとまったく知らない部屋
ベッドで寝ている隣には知らない女性がいる
自分の名前がわからない
隣の女性も目をさますが自分が誰だかわからない
自分はいったい誰なのか、隣の女性は何者なのか
行方不明になった女子高生を探す真行寺悦子目線と
記憶喪失の男目線
二つの話が交互に続いていきます
まったく接点がないような二つの話が昔のある事件をきっかけに徐々に繋がっていく
約650ページある長編作品
最後まで読みきれるかなと思いながら読み始めました
大きく分けて六つの章に分かれていてそれぞれの章の中も細かく分けられています
細かく分けられている最後の行に非常に続きが気になるような文言を乗せている為
「今日はここまで」と決めた箇所で終わる事ができず次々と読み進めて自分の中では早く読み終わりました。
宮部さんの長編作品は「火車」といい中だるみがなく初めから最後まで集中して読めます。 -
記憶をなくした男女とそれとは別の女性が真相に近づいていく…的なスリリングミステリー。
まだ携帯電話も無い時代の話だし、『火車』や『理由』が好きで読み始めた私にとっては記憶を取り戻す過程とかファンタジーに近い感じがして想像がつきにくいところがあった。しかし段々とタネが明かになりつつあるところなんかは段落が終わるごとに次が気になり、おーそうきたか!という勢いでページを捲る手が止まらなかった。かなりの分厚さだが一気に読んでしまった。火車等の現代ミステリーものだけでなく、宮部みゆきはやっぱり面白いと実感した。 -
前置きが長すぎるため飽きてしまった…中盤から見え始めた頃には、片方の話は要らないくないか。ラストあたりは普通に面白かったのが、長い前置きで物語には入り込めず不完全燃焼でした。500ページにすればもっと面白いと思う。私、生意気ですね笑