レベル7(セブン) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 19543
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  • Amazon.co.jp ・本 (665ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369129

感想・レビュー・書評

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  • 最後のどんでん返し、、、宮部さんの作品は、最初から最後まで本当に面白いですね。

  • 2014/09/13

    レベル7まで行ったら戻れない――謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。ミステリー・サスペンスの最高峰、著者初期の傑作。

  • 20140527
    凄い!宮部作品外れなし!
    二十年前の作品とは思えない!

  • 「レベル7まで行ったら戻れない?」と日記に残し行方不明になった女子高校生、その女子高校生を探す相談員、記憶喪失になった男女、右足を引きずった男、それぞれの話が一つに繋がる。

    最初から最後まで面白かった!
    登場人物のキャラもいい(^o^)/
    みんなかっこよすぎる!
    終わり方も好き!

  • レベル7まで行ったら戻れない?という謎の言葉を残して失踪した高校生、相談員、記憶喪失の2人、隣人、といった人物設定。2つの物語が1つの事件に結びついていく様がなんともいえなかった。

  • 長編でしたが文章を通して常に緊張感があり、一気に読み終えてしまいました。ラストではハラハラびっくりさせてられ、とても秀逸な作品だと思いました。

  • レベルセブン面白すぎーーー‼

    長いのに本当に読み出すと止まらないです‼家族みんなでハマりました。再読決定です!

  • 宮部みゆきの展開は、こうくるかと、毎回驚かされる。
    長い話だけれど、途中、飽きることなく
    次はどうなるんだろう、次は、次は・・・と
    どんどん読み進められる。
    そして、最後は、はぁ~、さすがだなって思わせてくれる。
    途中、映画で、ゾンビなどに追いかけられ(←この本とは無関係です)
    「早くっ早く逃げてっ!!!」っとこちらがドキドキする・・・
    その感覚を、本で味わえるのが、すごいと思う

  • 過去にいろいろなことがあると、
    その「記憶」をなくしたくなる
    時があると思う。

    「記憶喪失」ということで
    <記憶>をもどしていく過程の中で、
    もう一度自分しっていくこと。

    「犯罪」者ー大きな仕掛けで
    「巨利をむさぶるもの」をどうやって、
    切り抜けていくのか 
    ということがこれからの課題か。

    「まじめな人」が、どうやって報われるのか?

    追求していく過程、事実が分かっていく過程、
    「不自然なつながり」など
    偶然がおこりうる事件の内容。

  • 図書館で予約していた本が、やっと手元に。随分、古い本でしたが、読んでみると凄く読み応えのある素敵な作品でした。
    2つの話しがそれぞれに進んで行く中で、どの様に関わっていくのかが、飽きる事無く読み手を夢中にさせてくれるのですね!
    後半に一気に解決に進む中、ころころ犯罪者にも被害者にも見せてくれる著者の技法に感嘆。
    社会事件となったホテルの火災等、あーあの時の事件と思い浮かべたり、海岸沿いの情景を描写したりとミステリながら宮部さんの文章の凄さにもっと触れたくなりました。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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