かまいたち (新潮文庫)

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著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (1996年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369167

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かまいたち (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 初期の短編集。
    母のために図書館から借りてきた本をその本人より先に読了(爆)。

    『かまいたち』は読みながらドキドキした。
    ふたりの男の印象が途中でひっくり返るのが面白かった。
    途中あれだけドキドキさせられたのにハッピーエンドなところも好き。

    『師走の客』は、オチがめでたしめでたしで終わる感じが(途中はえらくブラックだが)
    落語を読んでるみたいな心持ちになった。
    旅籠のご夫婦をもう少し年配に設定し直して
    まんが日本昔ばなし辺りでアニメ化しても面白いかも。
    市原悦子さんと常田富士男さんの声を想像して読んでみても違和感がなかった(笑)。

    『迷い鳩』『騒ぐ刀』はキャラクターがしっかりしてるからかさすがの安定感。
    というかこっちの方が先だったんだと判って吃驚。
    お初の物語は読んだような読んでないような曖昧な印象なんだけど
    『ぼんくら』シリーズでも似た印象の話があった気がするので
    最初からあまり読後感と安定感が変わらないってことなんだろう。

    初期の作品集とは思えない読みやすさではあるが
    途中で唐突に後世の説明が入る辺りが初期の初々しさなのかな。
    何れにしても宮部さんは最初っから読ませる人だったんだなぁと再認識した。

  • 続編(?)も出ているようなので、読みたいと思います。

  • 2011年2月5日読了。宮部みゆきの初期の時代小説、表題作を含む4編を収録。この人の小説はどれも手堅くうまいが、逆に「内臓まで響く」ような迫力のある小説は少ないような気もする・・・。この小説も、江戸の市井の人々の会話のやり取りなどに感じる小粋さ・巧さなどは読んでいて楽しいが、読み終えて心に残るものがないのが残念。人情もの時代小説に、宮部みゆき得意の超能力要素を取り入れた後ろの2編などは、もっと描き込むともっと面白くなるような気もするが。

  • 宮部みゆきの時代物の中で、一番好きかも。
    素晴らしく面白い。短編だからすぐ読めるし、本当におすすめ。
    数年前スペシャルでドラマ化されましたが、あれは水川あさみがいまいちだった。
    読むべし!!!

  • 宮部さんの初期の時代小説短篇を4つ収録。個人的にはお初が主人公の二篇が楽しかったです。

  • 短編小説
    ・辻斬りの正体を探る若い娘
    ・毎年、宿屋に十二支の縁起物を送る骨董屋
    ・妖刀をめぐる2人の姉妹の話

  • 読みやすいよね。

  • 28年5月8日読了

  • 「師走の客」はよかった。詐欺なのは読んでいて分かるんだけど、ちゃんと救いが用意してあったので。
    初期の作品だからでしょうか、後の作品を読んでから読むとやっぱり物足りないですね。また、見えないものが見えるとか不思議な力、こういうのが元々好きじゃないのもあるけど、時代物、捕物でこれをやられると話に入れませんね。

  • ぼんくらシリーズで宮部さんにはまり、初ものがたり、本所深川ふしぎ草絵ときて、今回のかまいたちを読む。

    相変わらず情緒あふれている江戸の情景が目に浮かぶよう。

    かまいたちでは心をすっきりとさせてくれた。

    迷い鳩、騒ぐ刀は連続した話となっているが、この二話、魅了されてしまった。お初の不思議な能力、また物に宿る心。

    ファンタジーになってしまうけれど、このようにものに心がやどり、人の心を操るもの、実際にあるのではないか。

    今回は宮部さんのあとがきも収録されていた。

  • 久しぶりに読んだ宮部さん。初期作品とは驚きです。サスペンス色が強かったかまいたちですがラストは微笑ましく感じました。短編集ですが後半二作品は根岸鎮衛が出てきて面白みが増しました。騒ぐ刀、よかったです。

  • 宮部みゆきの江戸時代物の中短編集。あとがき等によれば、出版としては、本所深川ふしぎ草紙に次ぐが、プロになる前に書いていた編もある一番初期の作品が含まれるそうだ。

    ミステリーではあるが犯人探しというよりは、主人公が真実にたどりつくまでの過程をみせる、かまいたち。
    よくできた詐欺を描く師走の客。
    見えないものが見えたり感じたりするお初が登場する迷い鳩と、騒ぐ刀。お初の捕物は、後の震える岩などにつながっていく。

    初期の作品から宮部らしさを出し完成度が高い。

  • 四作品からなる時代もの短編集。

    「師走の客」は月並みな印象だったが、「かまいたち」「迷い鳩」「騒ぐ刀」は読み易かったし面白かった。これらが初期の作品ということは、流石のセンスだと思う。

    直次さん好きだけど、お初ちゃん兄弟姉妹みんな好きだ。

    *2015.10

  • 宮部みゆきの時代物としては初期の作品にあたるのだそうだ。なるほど、よりサスペンス色が強く、ほろ苦さとか人物像の描写のかたちが出来てくるのはもう少し先の作品でなのだな、と得心する。僕は霊験お初シリーズ未読なのだが、そのイントロなのだな。次いかないと。

  • 少女マンガっぽいご都合主義感はありますが、どの人物の描写も雑ではなくあまり途中で引っかかるところもなく読み進めることができました。

    騒ぐ刀

    は特に人の情念を思うと、ちょっと背筋が…というお話。
    例が、というより情念って怖い。

  • ドキドキ、ハラハラする展開で、情景も目に見えるようで迫力があって読みごたえがありました。

  • その後の「時代物」を読んだ後にこれはちときついかな。

  • 宮部さんは今や押しも押されぬ
    ベストセラー作家です。
    感性の赴くままに時代劇
    ミステリーを描いていますが、
    比喩やレトリックが美しく
    確かにサクサク読めました。
    なんと読み進んでいく内…
    最後まで「かまいたち」が(笑)
    誰なのか…分かりませんでした。
    時代劇ドラマのように面白かったです。

  • 2015/05/05
    表題作かまいたち が好き

  • 短編だったけど、さくさく行きました。

  • 面白かったです。宮部さんの時代モノ短編集。表題作の『かまいたち』はドキドキの展開でした。『迷い鳩』『騒ぐ刀』は不思議な力を持つお初が事件解決に係る話で、特に『騒ぐ刀』は刀鍛冶の執念、怨念が怖かったです。
     時代モノですが、ミステリー書き手の宮部さんらしい、バランスの良い作品達でした。

  • 宮部みゆきさんの江戸ミステリーは大好き!
    あるだけ読んでしまったので、もっと読みたい。
    新吉さんのかっこよさに、おようとどうにかなってしまえばいいのに・・・なんて思ったり。
    お初ちゃんも、おようちゃんより一回りお転婆で、読んでいて可愛らしいです。直次にいさんかっこいい!
    お初ちゃんにも、おようちゃんのように素敵な殿方は現れないのでしょうか。

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かまいたち (新潮文庫)の作品紹介

夜な夜な出没して江戸市中を騒がす正体不明の辻斬り"かまいたち"。人は斬っても懐中は狙わないだけに人々の恐怖はいよいよ募っていた。そんなある晩、町医者の娘おようは辻斬りの現場を目撃してしまう…。サスペンス色の強い表題作はじめ、純朴な夫婦に芽生えた欲望を描く「師走の客」、超能力をテーマにした「迷い鳩」「騒ぐ刀」を収録。宮部ワールドの原点を示す時代小説短編集。

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