かまいたち (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4837
感想 : 304
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369167

感想・レビュー・書評

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  • 宮部さんは今や押しも押されぬ
    ベストセラー作家です。
    感性の赴くままに時代劇
    ミステリーを描いていますが、
    比喩やレトリックが美しく
    確かにサクサク読めました。
    なんと読み進んでいく内…
    最後まで「かまいたち」が(笑)
    誰なのか…分かりませんでした。
    時代劇ドラマのように面白かったです。

  • 2015/05/05
    表題作かまいたち が好き

  • 短編だったけど、さくさく行きました。

  • 霊の存在

  • 面白かったです。宮部さんの時代モノ短編集。表題作の『かまいたち』はドキドキの展開でした。『迷い鳩』『騒ぐ刀』は不思議な力を持つお初が事件解決に係る話で、特に『騒ぐ刀』は刀鍛冶の執念、怨念が怖かったです。
     時代モノですが、ミステリー書き手の宮部さんらしい、バランスの良い作品達でした。

  • どれを読んでも宮部みゆきさんの江戸ミステリーは好き。
    あるだけ読んでしまったので、もっと読みたい。
    昔青い鳥文庫で、挿絵の新吉さんに射抜かれてからもう何年経つのか。
    お初ちゃんも、おようちゃんより一回りお転婆で、読んでいて可愛らしい。直次にいさんかっこいい!
    霊験お初シリーズ、もっと読みたかった。

  • 短編4作。かなり初期の作品のようですがとても面白い。
    表題かまいたちが1番好きです。長編でもよいくらい。
    後ろ2作は後の霊験お初捕物控のプロローグ的な作品。
    お初シリーズも既読だったので、嬉しかった。

  • ①冷静に読者目線で見れば分かるけど、およう目線で読んでると軽くミスリード。その仕掛けが面白く、最後はヒヤヒヤした。表題に相応しい内容でした。
    ②詐欺話からのとんちで癒し編。
    ③そういえば作者は超能力モノも書くんだった。見えないものが見える事の戸惑いと苦しみと怖さ、どう向き合うかがやはり描かれていた。
    ④③から続いて超能力に妖刀という怪談要素まで加えて厚い内容。三人がそれぞれに真相に迫る様は読んでてわくわくするとともに緊迫感があった。
    ③~④の「お初」はシリーズにもなっているそうなので是非とも読みたいです。

  • さすがに飽きてきた、長編の方がいい

  • 四作品が収録された時代小説の短編集。初期の作品を纏めたものといえども、ストーリーテリングの巧みさには引き込まれてしまいます。特に後半二作品は超能力の要素を取り入れる等、時代小説の枠を飛び越える様な自由さが感じられ面白かったです。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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