火車 (新潮文庫)

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  • 3.78評価
  • 1965レビュー
著者 : 宮部みゆき 
  • ¥ 1,069 /
  • 新潮社 /
  • 1998年01月30日発売 /
  • 590ページ /
  • Amazon.co.jp ・本 /
  • ISBN・EAN:9784101369181
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火車 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 話はカードローン地獄が軸となった事件が展開されていきますが、カードローン地獄というものに自分や家族が陥った場合の恐怖を読んでいくにつれて思い知らされ、これは対岸の火事ではなく、自分自身で戒めていかなければならないことだと思います。
    本格推理小説というよりは、現代社会への警鐘のような話ですが、それが事件と絶妙にミックスされていて、本当に面白かったです。最後の終わり方も、この物語は、あくまでここまでたどりつくまでの過程の内容が大事であって、事件を明らかにすることがもう大事ではないという感じで、賛否両論あると思いますが、私的にはこれはこれで良かったと思います。

  • もう何年も前に読んだ本。面白くて一気に読んだのを覚えてる。

  • 休職中の刑事が妻の甥に頼まれて彼の失踪した婚約者の行方を探して行く内に悲惨なガード破産から戸籍の乗っ取り・殺人・・・。
    初めて読むと思っていたが、読み進んで行く内にに、あれ?
    このストーリー何処かで読んだぞ!
    最初は中々読み進めなかったが、
    途中からは一気に読み進んでいました。

  • カード社会のこわさを学ぶ作品。誰にでも起こりうるのではないかと考えさせられる。

  • 休職中の刑事が遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者である女性を探すことになった話。クレジットカードのローン地獄の話など誰にでも起こりうる借金地獄についてテーマとなっている。 読み進めるとこの名前を変えてまで、人を殺してまで幸せになりたいという女性の本性が浮き彫りにされてくる。 今はあまり聞かないけど、昔は借金取締法などなかった時はすさまじい脅しかたと何がなんでも働かせてお金を作らせるというのがす... 続きを読む

  • 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を探すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して。なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さなければならなかったのか?いったい彼女は何者か?謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。


    失踪した彰子を探しているうちに、1人の全く違う女性が浮上する。彼女はなにから逃げようとしていたのか。幸せになりたかっただけの2人の女性に一体なにがあったのか。カード社会の落とし穴をみれた気がする。最後の終わり方が私的にスッキリしない。なんて声をかけたのかな。

  • カードローンの話です。

    点と点を線で繋いでいく
    そんな小説です。
    題材は難しい、取っ付き難い題材なのですが、
    宮部さんはすごく分かりやすく、
    噛み砕いて小説になっていました!
    私でも分かるくらい。笑

    私自身カードを簡単に使ってしまうのですが、
    少し自分自身に警告音を鳴らしました。。。

    為になる小説でした。おもしろかったです・▽・

  • 読みやすいのに、飽きる隙のない小説だった。

  • 不幸な生い立ちの女が、よく似た境遇の女になりすまして生きようとした。
    休職中の刑事が秘密を暴く。
    カードクレジットにより自己破産した女
    マイホーム借金による負債で身を売った女

  • 宮部さんのミステリーはどんなに長編でもあっという間に読んでしまうくらい物語に引き込まれる。少し時代背景が古いので、ぜひ現代バージョンを書いて欲しいくらいです。追って、追って、だんだん確信に近づく緊張感は宮部さんしか書けないのではと思います。

  • 20年ぐらい前の作品ですが、今読んでも十分面白い。 これを読んで、自己破産を申告すると盗りたて屋が来なくなること、カード地獄に陥りやすいのは、案外真面目な人だということ、ハローワークには7年間個人情... 続きを読む

  • サラ金地獄の怖さ、戸籍問題。戸籍ってなんであるんだろう?最近、無戸籍者問題やストーカーやDVで身を隠している人が戸籍を見られて居場所を突き止められる問題もある。なくてもいいならやめちゃえばいいのに。
    小説の最後は尻切れ。良く言えば読者にゆだねるって感じ。

  • 宮部みゆきの超代表作。13年ほど前に人に勧められたけど、やっと今になってふと手に取りました。体調が悪い中なのでゆっくり時間をかけて読みましたが、面白かったです。時代背景なんかも懐かしすぎて、タイムスリップしたような感覚に襲われました。ファミコンとか!でも名作は時を超えますね。宮部作品をもっと読みたくなりました。

  • いいところで終わりますね。
    すっかり喬子に同情しました。
    私なら、もう逃げなくていいんだよと声をかけます。

  • 面白い!ようやく捜し出したって気持ちになった。

  • 2014/09/08 - 2014/09/12

    休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

  • 宮部みゆき作品で1番最初に読んだ本。
    めちゃくちゃ面白かった!
    これをきっかけに他の作品も読み漁りました。
    また読みたいと思える1冊です。

  • さすが。中だるみしない展開もそうだけど、終わり方が見事。後半の怒涛の展開と、最後に喋らせない潔さ。

  • 面白かったです。
    宮部氏の作品をきちんと読むのはこれが初めてなんですが、すごく読みやすいしテンポがいいですね。
    中弛みもなく終わり方もとっても好きです。

  • ラストがとても印象的。

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