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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
高級マンションでおこった4人の殺人事件。殺されたのは名義人小糸家ではなかった。家長は、借金のために占有屋になった砂川。その奥さんは、農家の娘勝子、おばあちゃんは自ら老人ホームに入ったものの事故にあって帰らなかったハツ子、息子は親に捨てられた矢代ゆうじだった。犯人は、競売物件を買った石田直澄ではなく、矢代だった。そして、矢代を殺したのが、矢代の子供の母親、宝井綾子だった。
次々とあらわれる新たな謎と、明らかになる事件の関係者とそのまた関係者がおもしろかった。
人がやることなすこと、すべてに理由があるわけじゃない、と自分は思う。だから、筆者とはそもそも違う考え方の人間として読んだ。物語は、事件の理由をことごとくはっきりさせようとして、かえって浅はかな反証したくなるような文が目についてしまう。
記者がインタビューをするような形式が軸となっていて、まるでノンフィクションのようなフィクション。一家4人が殺された事件に、様々な家族が遠く近く関わっていく。
たまたま読み終えた2時間後ぐらいからドラマをやっていたようで、終わってから知ってとても残念。
やっぱりいい。ぜひまた殺人事件ものを書いてほしい。精神を消耗するのはわかるけれど。
いろんな家族のいろんな事情がいっぱいで…名前もこんがらがった。どんでん返し感もイマイチかなぁ。でもタイミングよく明日ドラマ放送されるらしいので楽しみ。
一つの事件は、色々な水面下の積み重ねの結果として生まれるのかな、と感じた。多くの人へのインタビュー、表札の並び順が遠まわしに影響するみたいなことが書かれていたので特に。
今までに読んだことがない感じ。
事件の出来事を追うよりも、
色んな立場で事件になんらかの関わりをもつ人たちにインタビューしていく。
何だか、現実におきた事件を、噂話で聞いているようだった。
とっても面白かった。最後には全てが繋がる。
いろいろな理由でさまざまな人間模様。理由は人を幸せにも不幸せにもするんだなあ。
残虐な殺人事件の容疑者だとマスコミで騒がれる男が冒頭で現れるところから、本当の犯人と、殺されたとされる身元不明の4遺体が誰なのか、気になって最後まで飽きずに読めました。いろいろな家族のカタチから、現代の社会問題がみえてくる。とにかく長い、時間をかけてじっくり読みたい作品。
ついて行くのがやっとでした。個人的に忍耐を使いました。読みながら抜かりが無いことに感心しきりでした。これだけの情報量を詰め込んで、描写が細かいのに登場人物迷子にならなかった。それもこれも描写の細かさ故なのかなぁ…とやっぱり感心。読み終えられて良かった…。
ちょっとしんどかった。
よくも悪くも「ああ」っていう感想。
現実逃避で小説を読むのに、そこでも現実が待っていると辛いので、私は現代社会を主題におく作品はあまり好きではないのだ。
本棚にあった本書を久しぶりに読んでみた。
時に取材メモ的、時に当事者目線での語り口が絶妙で引き込まれるが、展開がスローなのと、意外性が少ないので、ちょっと間延びしてしまった。
殺人事件というよりも、様々な家族の、それぞれの姿が印象に残る。
その描き方がとても丁寧で、家族ドラマを見ているよう。
証言によって浮かび上がっていく恐怖。 「あなたは彼らを殺さなかっただろうか?」というような帯に吸い寄せられるように手にしてた。 既に読破してしまった私の感想をここに一言書くならば、「読んで良かった」です。 物凄くズシンときた。最後の数行がまっすぐ心に飛び込んできた。 「血の繋がった他人の集まり」というレピッシュの『からくりハウス』のコピ-を強烈に思い出したりして。 私はこのコピ-... 続きを読む »
長たらしかったというのが感想。
人それぞれ理由があるということで構成されていると思うが、読了しても何かスッキリしなかった。
一つの犯罪にはいろんな理由があるという当たり前のことを言いたいがために無駄にページ数を費やしているという残念な直木賞作品です。その理由が月並みで陳腐で、とにかく浅いという印象を受けました。とても退屈な小説。直木賞ってこんなもんなの?
現代の家族の有り様を描いて秀逸。事件の結末は早い段階で判るのに600ページを緩みなく読むことができた。火車に続いて読んだ。次はいよいよ模倣犯だ。
構成が斬新で、とても面白かった。長ったらしいなと思うこともあったが、それよりもこういう新しいものに出会えた喜びのほうが大きかったです。

8日から4週連続で放送されているTBSの宮部みゆき原作ドラマ
『理由』を見ていたら、どうしても小説を再読したくなったのです
ドラマは寺尾聡さん演ずる刑事が主役となって謎が解けていくのですが
小説...





