模倣犯2 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369259

感想・レビュー・書評

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  • 犯人の過去とか
    3巻も楽しみ

  • 二巻は犯人の幼少期や家庭環境など、生い立ちのストーリーが描かれていた。アタマガイカレテイル。犯人がまわりに思うこと。でも、その本人がアタマガイカレテイルことには気づかない。確かに、幸せな家庭ではなかった。それでも、ここまで歪んだ人格になってしまったのはなぜだろう。決定的な事件はない。ただ、不吉な予感がずっとして、今か今かと、最初の殺人のシーンを待ち構えて読む。そして、人の死とはこんなにもあっけないものなのか。自分が死ぬ瞬間を予測して生きている人なんていない。みんな、死ぬ瞬間はきっと信じられない、今なのか、とびっくりするのだろう。何気ない日常に死が存在する、そんなことを感じつつも、自分が居心地のよい部屋で安心してこんの本にむきあえていることに、ホッと胸をなでおろす。

  • 読み終わった時に書きそびれた、、

  • ここでは1巻における犯人目線での話が展開される。

  • 一巻に続き読破。
    一巻の最後で犯人がそれとなく匂わせて終わったのでどうなるかと思ったが、結果的には二巻で犯人の1人に着目して物語が進む展開。
    どこかでどんでん返しがあるんじゃないかと思ったので、結果的には裏切られた形に。

    一巻と大きく違うのは明確に「誰か」が「誰か」を殺したシーンがありありと描かれているということだろうか。
    やっぱりミステリーとしてゾクゾクするシーンが多いのは面白いし、まだまだ暴かれていない謎が多いので続編に期待。

  • 最初読み始めは1巻の内容と全く関係なくて違う話を読んでるのかと思ったくらい。
    でも違う面から右腕発見事件の詳細が知れるような構成になってて深いな〜と思った)Oo。.(´-`)
    てかこの間読んだ「彼女は頭が悪いから」に似てる感じがした。人を馬鹿にする感じ。腹たった〜。そんなこんなで読み終わるのめちゃくちゃ時間かかったけどようやく!
    誰がどう関わっててこれから3巻かけて事件がどう展開していくのか楽しみだな〜

  • 再読

  • 犯人2人の幼少期から犯行中までを細かく振り返り、1冊にしている本。
    1巻最後の伏線が回収されておらず、この先どうなるのか楽しみです。
    個人的には、犯人の女性に対するおぞましい描写が、心を痛めそうになり読んでいて辛かったです。
    伊岡瞬作の「代償」と同じくらいだと思います。

  • 感想は<五>で

  • とにかく登場人物が多くて、場面が変わると毎度これ誰だっけ?となる。笑

    栗橋はほとんど栗橋浩美という書き方をされるが、ピースは1度名前が出てくるきり。ピースが栗橋をいいように使っている感、、、
    育った環境はどうであれ、栗橋のことは擁護しきれないしまともじゃないけど、ピースの実態が掴めない感じは薄気味悪い。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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