模倣犯(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 357
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  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369273

感想・レビュー・書評

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  • これはやばいわ。
    巻数を追うごとに面白くなっていくんだけど、面白くなるレベルがやばすぎる。
    1巻から普通に面白かったけれど、4巻のこれは面白さの度合いが高すぎる。
    これは間違いなく天才が書いた小説だわ。

    犯罪心理学が好きな人なら絶対にハマるはず。
    犯罪心理学に限らず、人の心理について学んだり考察したりする人は確実に楽しめる作品です。

    次が最終巻だなんて...!
    落とし所がどうなるのか全く予想がつきません。
    ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙面白すぎるんだわコレ~~~~~~!

  • ここまで徹底的に嫌われ役に回ってきためぐみと由美子がほぼ同じ立ち位置に来るとは…
    この後の展開に期待ですね。

  • 時間軸が現在に戻ってきた4巻。
    前巻よりサクサク読めて、どうなるか気になる。
    それぞれの関係ができたり、それによって関係性が変わったり。
    しれっと登場してきたピースに狂気を感じる。
    最終巻も楽しみ。

  • ストーリー面白いけど5巻は長い
    まだ5巻読んでないけど4巻までの感想はちょっと遠回りしすぎかなと思った。5巻楽しませるための4巻なのかな?5巻に期待

  • ついに登場の網川。どうするんだろうね。
    読者は全てわかっているけど、どうにかして暴かれるんだろうか。めぐみと由美子が同じだと言う真一に胸が切なくなったけど、網川がいなければ由美子はあそこまでにはならなかったとは思うので、また虚しい

  • Audibleで読みました。
    3巻までとはうってかわってスピード感あるドラマのような展開でした。こちらが真犯人を知っているのを逆手に取り、物語の登場人物たちが犯人の手に落ちそうになるのをハラハラと見守るような展開が続きます。ページをめくる手も止まりません。
    そもそも事件後、もっと言えば被疑者死亡後のストーリーで、こうした重大犯罪がいかに世間や関係者に影響を与えるのかという社会的な視点が加わって作品にますます立体的を与えているあたりは凄味を感じます。
    一方で、非業の死を遂げた上に犯人扱いのカズとその妹由美子の不幸スパイラルっぷりは見ていてもかなりしんどい。マスコミやジャーナリズム、それを受け取る大衆の血の通わない正義が延々と傷つけてくる。とりわけ由美子が前畑や有馬といったキーマンと何度もすれ違う様は、繰り返して言いますが完全なドラマ脚本です。巻末の切り方も圧巻。ここからどこまで巻き返せるか、そもそもハッピーエンドはないとしてラストどうなるんだ⁉︎
    とにかく純粋に楽しかったです。

    「人間の引き起こす災いの根っこにあるものは、支配と被支配の関係だけだと、武上は思う。」
    このベテラン刑事の洞察はガツンと響きました。

  • 面白すぎる。

    最後の網川の一言には、そう来るか!!と思わず声が出てしまった。

    徐々に警察は真犯人の存在に気付きつつあるけど、果たして網川に辿り着くことはあるのか。
    網川の行動によりこの先どんな展開が待ち受けているのか。

    真一や義男には少しでも報われて欲しいと思う。
    そして、滋子には真犯人の正体を何とか掴んで、網川の悪事を白日の元に晒して欲しい。

    もしバッドエンドで終わるようなら相当ダメージを受けそう・・

  • そんなのアリか、というような最後でした。有馬さんは騒動のときの異様さに気づいていましたね。それから最後の場面で真一君もおそらく。この2人がこの違和感をどうするのかが気になるところです。

  • ピースがボコボコにやられる未来を期待して5巻へ進む

  • 最終巻気になる!
    やっとピースが表に出てきて、それぞれの登場人物が出会って盛り上がってきた感じ。
    確か、、という最後は覚えてるんだけどまた読むのが楽しみ

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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