あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)

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著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (2006年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369297

あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「お化けさん」って、おいおい。
    主人公の「いい子」ぶりが鼻につく。

  • 登場人物全員、キャラがたっててリアリティがすごい。
    宮部さんに勝る時代物の書き手はそうそういないと思う。
    作中の料理もとてもおいしそうで、作るまでの庖丁人さん達の試行錯誤を読んでるのもとても面白い。
    ただラストがあっさりしすぎててそこだけ不満。長くなってもいいからもうちょっと練ってほしかったよ。

  • おなじみのお江戸ファンタジー( ´ ▽ ` )ノ。
    前振りがかなり長くて、これがゴーストストーリーだと分かるまで、少々戸惑っちまったぜ( ´ ▽ ` )ノ。
    あいも変わらず、登場人物は超美形ばかり( ´ ▽ ` )ノ。
    おりんちゃん、12というには幼すぎやしねぇかい?( ´ ▽ ` )ノ。
    池波正太郎オマージュか、いつになくお料理描写に力が入ってるけど、あんまり美味そうじゃねえな( ´ ▽ ` )ノ。
    まぁ、続きがどうなるか、下巻をお楽しみにってこってぇ( ´ ▽ ` )ノ。
    2015.6.3

  •  師匠の下から独立し料理屋「ふね屋」を開業した太一郎一家。しかし開業初日の宴の席で突然抜き身の刀が暴れだす。高熱で生死の境をさまよった太一郎の娘おりんにだけ刀を持って暴れた亡者の姿が見えた。
     ふね屋に住み着く他の亡者たちと仲良くなったおりんは、家族のため亡者たちのことを調べ始める。

     まず言いたいのがおりんちゃんが可愛いです! 霊たちと仲良くなり亡者たちを”お化けさん”と呼ぶあたりなんかが特にツボです。

     亡者たちの個性もどれも光っています。おりんと仲良くなる侍・玄之介や姉御肌のおみつ、宴会で暴れたおどろ髪を含め五人の霊が登場しますが、それぞれの個性が非常に立っていてやり取りも軽妙です。宮部さんの時代物の安定感はやっぱりすごいです。

     作中の料理描写も見ものの一つ。いろいろな騒動のせいで料理がちゃんと食べられる場面はないのですが、創意工夫を凝らした料理の数々はどれもおいしそうです。

     いろいろ書きましたが結局おりんちゃん頑張れ!という一言に集約される上巻(笑)。宮部さんなので可愛さ、軽妙さだけでは終わらないと思うので、下巻も楽しみです。

  • やっぱり読みやすい。この人の文章。
    上下巻共にあっというまに読み終えた。
    上巻にはられていた伏線が下巻ですっきり!!

    玄乃介さまのにっこり笑顔が頭に浮かんで
    つい、顔が火照る(笑)

    おりんちゃんみたいに生きたいな。

    お化けさんたち全員の成仏話をもう少し
    詳しく読みたかったので★-1で。

  • お化けがもともと住み着いていた料理屋に新たに入居した家族を巻き込んで起きる騒動。上巻では誰も幸せになっていないが下巻ではどうなるのか?さらさらと読み込ませる文章は作者の妙だろう。下巻が楽しみ。

  • 宮部みゆきさんの「あかんべえ」上巻、読みました。
    料理屋の娘「おりん」は、なぜかお化けが見えてしまう。
    おりんは引越先の「ふね屋」に隠された謎を調べていく。
    登場する「お化け」の言動が個性的で、愛着が持てるのは宮部さんの作品ならでは。

  • 読んだ気になってたけれど、もしかしたら読み忘れてるかも。

  • これ読み落としていた!と気づいて、喜々として読みました。
    好みとしても上位に入る作品。
    素直な女の子が主人公も時代小説。幽霊も出てきます。

    江戸、深川で、太一郎夫婦は「ふね屋」という念願の店を構えた。
    太一郎が勤めていた賄い屋・高田屋の主の七兵衛が、料理屋を出すのが夢だったと店を出して独立させてくれたのだ。
    ところが、何故か縁起でもないことばかり。
    最初の宴席で、抜き身の刀が暴れるという怪現象が。

    一人娘のおりんは、12歳。
    引っ越す早々に高熱を出して生死の境をさまよい、そのためか幽霊が見えるようになる。
    幽霊本人も何故ここにいるのかはわからないという。
    あかんべえをする少女、美男の若侍・玄之介、色っぽい姐さん・おみつ、按摩の爺さん、おどろ髪の浪人風の男。
    この組み合わせも不思議なのだが?

    幽霊たちが成仏できないのは何故か、調べようと差配の孫兵衛の家を訪ねる。
    そこで働いている男の子は「ヒネ勝」と呼ばれているぐらい、かわいげがない。
    すぐにケンカになってしまい、なかなか差配さんには会えず、事情も教えて貰えないのだが。
    ヒネ勝は女の子の幽霊だけは見えているらしく、お梅と呼ぶ。

    いぜん向いの土地には寺があり、火事で焼けた30年前に大変な事件があったとわかってくる。
    そして店の土地は、その寺の墓地だったのだ。
    隣には人の良さそうな侍夫婦が住んでいるが、敷地は広くとも名ばかりで、店よりもよほど貧しそうな様子。
    果たして、幽霊たちは…
    店の成り行きは?

    高田屋からの人間関係も含めて、事態は大きく動く。
    善意の人はややこしいことに気づかなかったり、しっかり者には幽霊のことが理解できないといったあたりも面白い。
    思春期にさしかかる少女の成長も含めて。
    ファンタジーとミステリと人情味が上手く溶け込んだ感動の時代小説。
    平成14年刊行。

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あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)の作品紹介

江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった-。この屋敷には一体、どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか。

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