英雄の書(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 304
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369334

感想・レビュー・書評

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  • とても面白い冒険物語!
    少し暗い雰囲気なのですが、それを上回る内容の面白さ。
    特に戦闘シーンの描写がかっこよかった!
    表紙が工夫されてるのがなにげに嬉しい。

  • 悲嘆の門を先に読んだので、気になって読んでみました。
    ユーリが旅立つまでが長いです。
    そこが苦痛かワクワクかに別れると思いますが、宮部さんの大ファンの私は全く苦痛にならずに読めました。
    世界が大き過ぎて建物の一部が全く想像できず。
    アニメっぽいファンタジーだなと思いました。
    下巻を読みます。

  • 読みたかった本、やっと購入(*^ω^*)
    ブレイブストーリーに似ているというレビューをちらほら見かけていたけど、それを知らないわたしは、ドキドキワクワクしながらページをめくりました

    内容は、中盤いったりきたりしたところもあったけど、終盤はうまい具合に浸かってました

    最後は、こ‥こんなところで続くなのかッ!みたいな‥
    うまいなぁ〜‥
    これじゃあ続編が気になって仕方ないッッ

    その後、即続きを読み始めたけど、これは徹夜して読むんじゃなくて、味わって読もうと思ったのでした‥

  • ブレイブストーリーが、陽のファンタジーだとすれば、英雄の書は陰の要素を感じる。
    それはなぜかと言えば、やはりラストの違いか。
    無名僧の存在もせつない。
    「物語を生きようとする罪」は深すぎて、3回読んでもよくわからない部分もある。


  • 森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。

  • どんどん話に引き込まれます。
    早く下巻を読みたいってなりますよ

  • 悲嘆の門を先に読んでいたので
    物語の世界観に難なく入り込めた。
    謎であった
    門番であったり無名僧や狼の意味するところはこういったところだったとは。
    やはり本を読む順番は大事なのだと痛感。

    小学生なのに兄を思う心にひとつで冒険に飛び込む主人公。
    逞しく前に進んでいく姿がまぶしい。
    ソラやアジュを従えて下巻はどんな困難が待ち受けているのだろう。
    最後の器となった兄は戻ってくるのか。
    目が離せない!!!!

  • ぜひ続編を!といった感じ(>_<)♥

  • とても不思議な話だった
    主人公は、勇気があると思った!

  • とても不思議な話だったと思った!
    いい本だった!

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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