左手首 (新潮文庫)

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著者 : 黒川博行
  • 新潮社 (2005年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101370149

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左手首 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 悪いことは出来ないってこと。

  • 内容紹介

    美人局のはずだった。だが、頭の弱い女が誘い込んだのはヤクザで、相棒の男が凄んでも脅しが効かない。逆ギレするヤクザ。女は消火器を振り下ろした。バラバラにした死体をいざ埋めようとするが……「左手首」。解体業者と組んで事故車で稼いでいた損保・車両鑑定人(アジャスター)の悪どい手口……「解体」。一攫千金か奈落の底か、欲の皮の突っ張った奴らが放つ最後のキツイ一発! なにわ犯罪小説七篇。

    内容(「BOOK」データベースより)

    美人局のはずだった。だが、頭の弱い女が誘い込んだのはヤクザで、相棒の男が凄んでも脅しが効かない。逆ギレするヤクザ。女は消火器を振り下ろした。バラバラにした死体をいざ埋めようとするが…「左手首」。解体業者と組んで事故車で稼いでいた損保・車両鑑定人の悪どい手口…「解体」。一攫千金か奈落の底か、欲の皮の突っ張った奴らが放つ最後のキツイ一発!なにわ犯罪小説七篇。

    内容(「MARC」データベースより)

    漆黒の裏社会でギリギリの攻防を繰り広げる闇の紳士たち。命を賭した丁々発止の化かし合いに最後に笑うのは誰か? 関西裏社会に炸裂する7つのノワール。『小説新潮』に掲載したものに加筆修正を行ない単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    黒川博行 1949(昭和24)年、愛媛県生れ。京都市立芸術大学卒業後、大阪の高校で美術の教鞭をとる。「二度のお別れ」「雨に殺せば」でサントリーミステリー大賞佳作賞を連続受賞する。’86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞する。’96(平成8)年には「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    目次

    内会
    徒花
    左手首
    淡雪
    帳尻
    解体
    冬桜

  •  暗黒小説の短編集。黒川博行は『後妻業』で知ったのだが、こういった暗黒小説を描かせると本当に上手い。
     それぞれの章にアンダーグラウンドに生きる人々が登場するが、いづれも警察に捕まったりヤクザに捕まったりする。それがあまりにもリアルで、背筋が寒くなる思いがする。
     悪いコトはするもんじゃないと、つくづく思い知らされる。

  • 関西弁が飛び交う短編犯罪集。短時間で読めます。出てくるのが悪人ばかり、虚無感が漂う短編ばかりで読後感が悪い。ただ、犯罪の手口が大胆なものもあって、それは新鮮だった。例えば「警察官になりすまして、違法賭博場に突入。お金をだまし取る」とか。印象に残ったのは「帳尻」。難しい株関係の詐欺。騙す方も相当賢くないとできないなと思う。

  • しょうもない連中の話。

  • 窃盗、強盗、美人局・・・
    小悪党が一発逆転の犯罪をたくらみ
    ドツボに陥るという内容の短編集

    大阪が舞台で、関西弁の軽快な文体は読みやすいけど
    中身は薄い感じだな~

  • うーん、短編だから仕方ないかもしれないが、後味が悪い

  • 小悪党の悪知恵者の小銭稼ぎみたいな犯罪の短編集みたいなもの。軽く読めていい。緊張感やサスペンス的盛り上がりが少ない感じはするが、小説そのものが短いのでこんな物だろう。

  • 子悪党の犯罪もの。すべてうまくいかないのですねえ。短編なので疫病神シリーズほどのわくわく感はなかったです。

  • 著者得意の悪漢物の短編集。悪漢といっても極道そのものではなく、いわゆる小悪党が主人公であり、やることも中途半端。まあ、素人が欲をかいてプロの真似をしてもうまくいかないという内容だか、もう少しパンチの利いた話のほうが面白いと思うのだか。

  • 作品の紹介
    美人局のはずだった。だが、頭の弱い女が誘い込んだのはヤクザで、相棒の男が凄んでも脅しが効かない。逆ギレするヤクザ。女は消火器を振り下ろした。バラバラにした死体をいざ埋めようとするが...「左手首」。解体業者と組んで事故車で稼いでいた損保・車両鑑定人の悪どい手口...「解体」。一攫千金か奈落の底か、欲の皮の突っ張った奴らが放つ最後のキツイ一発!なにわ犯罪小説七篇。

  • フェリー用に文庫本。久しぶりの黒川博行だけど、いまいち。短編集なんだけど、全部ヤクザまでいかないチンピラが、身の丈に合わない犯罪をしようとして結局警察につかまったり、ヤクザにつかまったりするだけの話。全部が。で、最初の一遍を読んだときに「つまんねー」と思ったけど、解説を読んだら、まぁこれも楽しめるか、と思って再読。というか続読。こんなに解説に助けられた?ことはない。オチはないけど、まぁまぁ。

  • 無計画で欲の皮がつっぱった人々の物語。短編。例外なく因果応報の報いを受けるのであった。テンポのよい大阪弁は非常に読みやすく、それぞれの登場人物の仕事の背景もよく調べていらっしゃる。黒川さんいいわ。

  • 章が変わっただけ、と思ってたのに、登場人物ががらりと変わって、あれ?これって短編集やったんか??てな感じを久しぶりに味わった。そうとわかったらすんなり受け入れられるのだけど、1作目が中途半端に終わった感じが拭えないのだなー。純文学だと、短編小説はそんなに嫌いでないのだけど。

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    お薦め度:☆☆☆+α<BR>
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    2002年刊行の短篇集。<BR>
    犯人もしくは犯罪に加擔する人間の視點から描かれた「犯罪小説」が7編收録されてゐる。<BR>
    <BR>
    表題作「左手首」はバラバラ殺人を扱つたもの。<BR>
    バラバラにした死體をバラバラに處分するから足が着くので、一箇所に埋めてしまへばわからない。<BR>
    さう考へた犯人だつたが、思はぬことから失敗する。<BR>
    <BR>
    それにしても死體を切斷する描寫は生々しい。<BR>
    食事をしながら讀むことはお薦めできない。<BR>
    <BR>
    2005年6月10日。<BR>
    東京驛八重洲口のビアホールにて讀了。<BR>

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