パーマネント野ばら (新潮文庫)

  • 819人登録
  • 3.68評価
    • (80)
    • (101)
    • (103)
    • (24)
    • (10)
  • 144レビュー
著者 : 西原理恵子
  • 新潮社 (2009年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784101370712

パーマネント野ばら (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 再読。
    中身の成分を比で表すと、下ネタ&下品:切ない:やさしい=8:1:1
    出てくるキャラたちの日常は本当に、あらゆる意味で底辺な感じでどうしようもなくて、なおかつドラマティック。なのに渦中の彼女たちはいつもあっけらかんとしています。おいおい大丈夫か、と思いながらも、自分に降りかかってくるモロモロをあんなふうにすべて「たいしたことないよ」って感じで受け止め、受け流していけたらな、とも思いました。
    ところどころでほろっとして、最後のStory20での「なおこ」と「みっちゃん」のやりとりで号泣。なおこがとても悲しくて、みっちゃんがとてもやさしくて。
    西原さんの描く風景は、線も色もシンプルなのにとてもきれいで印象的です。
    数年前に読んだときはムスメに読まれると困ると思ったけど、彼女ももう中2で親も知らない耳学問を持ってるかもしれないし、今回は親目線抜きで☆5つ。

    以下は何年か前に読んだときに書いた感想。

    下ネタ満載の日本版「マグノリアの花たち」(ちょっと違うか)。
    辛い状況に立ち向かうというよりは、それを引き受けつつ淡々と生きる女の人たち(これができるのが女の強さだと私は常々思っている)がたくさん出てきます。
    読んでいて切なくなるところもありました。
    マンガなので、ムスメ(小6)が読みたがって困りました。(理由もないのにダメとも言えず)ちょっと読んでたようだけど、意味が分からなかったみたいで挫折してました^_^;。
    困らされたので☆2つ減(笑)

  • 幸せになれる恋愛と幸せになれない恋愛があるとして、何故だか幸せになれない方に突き進む人がいる。なんでそんな人と…とか、他にもっといい人がいるでしょうに…とか傍観者としては口出ししてしまいたくもなる。でも彼女らは彼女らなりにそこに幸せを見出しているのかもしれない。泣いても失望しても、豪快に笑い飛ばしてまた恋をする彼女らは強い。

    石橋を叩いて叩いて叩き割ってしまう私から見ればその強さが眩しくもあり。

  • 女は哀しい。女は強い。

    あまりに乱暴で、あまりに悲しい。マンガで字も少ないからさらっと読めてしまうけれど、内容は重たい。というか、消化不良気味。あまりにも語り口が明るいのに、内容が哀しいから。

  • 納得のオチ

    『もうだいぶん狂っているのかもしれない

  • 西原理恵子ラブ。同郷だし。
    毎日かあさんはもちろんいろいろ読んでます。

    この人の書く漫画って、むちゃくちゃなんだけどノスタルジーに溢れてて涙が出てくるんだよね!
    登場人物みんなが泣き笑いしてる感じの漫画。

  • どこか少女漫画のようなデリケートさ。
    でもやっぱり西原理恵子ですから。
    ヒリヒリとしてそれでも夢をみていたいという切ないお話です。
    たくましい女たちが憎めない。

  • 映画をみて。絵柄と裏腹に、さみしい詩的な原作本だった。ずっとニシハラさんだと思っていた、サイバラさん。

  • 女の毎日でいるものは、チョコレートと小さな嘘」女は年を取ると皆妖怪になる(笑)若いとき世間さまの注文した女をちゃんと演じきって、ようやく自分に還るまで。逞しくて可笑しくて正直で少し下品で、そして時々グサッとくるものを感じた西原さんならではのタッチ。見事

  • 良かったなぁ〜。毎日かあさんは映画でしか観たことないのですが、この方の生きっぷりがたまらなく好きなのです。いつか毎日かあさんは読まなくてはと思っています。おばさんになるのが楽しみになる。女はさ、何歳になっても女でしょ。自分が女なんだってことさえ忘れなければ女を主張して良いでしょ。どうしようもなく疼く子宮抱きしめて突っ走ってるのが格好良いんでしょ。女ってのはさ、走ってなんぼでしょ。走りながら泣いたり笑ったり怒ったり子育てしたり仕事だってしたり、道端の猫を抱き締めたりできるのが女でしょ。男にはそんなこと、できないでしょーよ。

  • まぁもともと映画の雰囲気がいいなぁ~と思ってて(観てないけど笑)

    今日レッスンまでの時間に、図書館行って、手にとってみた。

    小説やと思ってたら漫画やってびっくりやけど、
    中はめっちゃよかった!
    これは女性のための読み物だ!笑

    登場人物にも「懲りひんよな~笑」
    って思いながら、「うんうん、せやんな」
    って共感しちゃう(笑)

    うん、笑いつつも泣いちゃう。
    切なくて、楽しくて、
    悲しくて、嬉しい。

    やっぱり恋っていいなって思う。
    やっぱり愛されたいし、愛したいし、

    女に生まれたからには楽しまな!!笑

    女友達とか、その友達の家族とかと
    ギャーギャー笑っておしゃべりしまくって

    女って楽しいもの!笑

    女ばんざい!!笑

    私の大好きな友達と、その友達の大好きな家族と、
    皆と大笑いして、泣いて喋り続けた時間と
    私の大事な人を
    ゆーっくり思い出して、笑って泣ける。
    愛すべき一冊。

全144件中 1 - 10件を表示

西原理恵子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
村上 春樹
西原 理恵子
有効な右矢印 無効な右矢印

パーマネント野ばら (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

パーマネント野ばら (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

パーマネント野ばら (新潮文庫)の作品紹介

港町にひとつの美容院、「パーマネント野ばら」。ここは女のザンゲ室。まいにち村の女たちが、恋にまつわる小さな嘘や記憶を告白していく。昨日男に裏切られ泣いたとしても、明日また男を愛しくおもう女の不思議。ずっと好きより、いま大好きの瞬間を逃したくない女の謎。俗っぽくてだめだめな恋にもひそむ、可愛くて神聖なきらきらをすくいあげた、叙情的作品の最高傑作。

パーマネント野ばら (新潮文庫)はこんな本です

パーマネント野ばら (新潮文庫)の単行本

パーマネント野ばら (新潮文庫)のKindle版

ツイートする