- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101370736
作品紹介・あらすじ
無頼派まんが家西原理恵子と、知の巨人にして前科者の佐藤優。この最凶コンビにかかれば、政治も経済も実に明快。高額納税企業の経営者を議員にしろ! 税金取る前に官僚の金銭感覚なんとかせい。東京五輪が来たら歌舞伎町は解散? 自由は有料、老若男女みな働け。外務省はちゃんと竹島守れ! 二人ならではの暴論=正論がてんこもり、過激コラム集。『週刊とりあたまニュース』改題。
感想・レビュー・書評
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図書館読了。ちと古いが、ロシアも緊張してるので。内容は今一つ。絵(西原)の逸脱が相変わらずヒドイ。
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お題があって、それに基づいて
二人が エッセイとマンガを描く。
佐藤優らしい切り口が 炸裂する。
西原理恵子の行動力と人脈。
しかし マンガは へたくそだね。 -
週刊新潮らしい。
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佐藤優氏の知識・雑学はたいしたもんだと思うが、もともと連載の作品を収録したこともあり、一貫性が無く、落ち着かない読み物。西原理恵子の漫画は小さすぎて読めない。
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週刊新潮に連載された「とりあたまニュース」。プーチン・民主党政権等々、09~10年にかけて当時旬だった題を、文章;佐藤優氏、イラスト;西原先生が担当した異色のコラボ。お題は共通ながら、お二人は全く打ち合わせ等行わなかったらしい。それが文章とイラストに微妙なずれ呼び、却って面白い・いい味を醸しています。
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よく考えたら単行本の時にこれは読んでた。
文庫化されたので、西原さん特有の文字多すぎの漫画は
字が小さくなり見づらい。私にはおもしろくなかった。
それより佐藤さんの文章がよかった。 -
西原さんのマンガと佐藤さんのコラム 独立して描かれているのに、示し合わせたかのような感じになっている。息が合っている。
ただ西原さんのマンガに、なにかと言うと髙須クリニックの院長が出てくるのと、けっこうお下品なのは、少々アイデア不足か。 -
西原さんのマンガはちょっとすごすぎるけれど、佐藤優の文章は勉強になる。
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2013/4/4 Amazonより届く。
2014/1/31〜2/6
週刊新潮の連載コラムの単行本の文庫化。知の巨人、佐藤優氏の過激な文章と西原理恵子氏のマンガの強力コラボ。惜しむらくは、文庫サイズだと西原さんのマンガ内の文字が読みづらい。1番ドッキリしたのは、「上海万博」のところで紹介されていたアルバニアの独裁者エンベル・ホッジャの中国に対する予言。当たりすぎていて空恐ろしい。続編も楽しみ。 -
『有罪が確定した元外交官の作家と、お笑い脱税マンガ家が、最凶コンビを結成!』この看板に偽りなし。佐藤優と西原理恵子の凹凸コンビが世の中のことを斬って斬って斬りまくる一冊です。
『知の怪物』こと佐藤優さんと、漫画家の西原理恵子さんが衝撃のコンビを組んで、週刊新潮にタブーと聖域なき論調を展開しているコラムを書籍化したものが本書です。佐藤優さんの文章と西原理恵子女史の漫画は同じテーマを与えられてこそすれ、まったく別の作品といってもよく、僕は西原女史の漫画を一通り読んだ後で、また最初に戻って佐藤優さんの文章を通読させていただきました。
この本に収録されてあるのは2009~2010年までの時事評なんですけれど、西原理恵子のギリギリのギャグと佐藤優さんのこの本の中ではくだけた筆致を使ったニュース問題の解釈が面白く、僕は一気に読み終えてしまいました。それでも、佐藤さんの文章の時事を見る目はもともとインテリジェンスの世界で生き馬の目を抜くような丁々発止のやり取りをしてきた経歴と、戦場カメラマンの夫・鴨志田穣氏を伴侶に世界中のヤバいところを回ってきたサイバラの目は、違うところを見ていながらも不思議とどこかでつががっているような気がしてなりませんでした。
特に僕が好きだった箇所は「シー・シェパード」に関する箇所で、『日本人を含むすべての人間の不倶戴天の敵である』というところから論旨をスタートさせて、『この人たちは、人間を激しく憎んでいる。それが動物に対する偏愛という形で現れているのだ』というこの一文に、非常に溜飲が下がる思いがいたしました。ほかにも少し、下世話な内容ですが、ふむふむ、なるほどなぁとうなづいたり、時事評にもかかわらず大笑いしてしまうような箇所がいくつもあって、池上彰さんとはまた違った意味で「わかりやすい」つくりとなっております。