生きてるだけで、愛。 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.73
  • (222)
  • (322)
  • (292)
  • (57)
  • (20)
本棚登録 : 3289
感想 : 367
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101371719

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私、メンヘラって言葉はあんまりよくわかんないんだけど、読みながら思ったことは寧子ちゃんて感情をストレートにさらけ出すことができて羨ましいよ。ってことで、例えばの話し体中の毛を剃りたいとか雪の日に裸で屋上にいたいとかって思ったりすることは決してなくはなくて、でも私は一応ちゃんとした大人なので理性というものが働いてしまいそんなこと簡単にはできないんだな。
    だから周りの迷惑云々かんぬんを置いといてもブッ飛んで生きてる寧子ちゃんなんか素敵。
    生きてるだけで、愛。なのだよきっと。
    装丁の富嶽三十六景も愛に溢れてるのね。

  • はじめての本谷有希子さん
    内容はほぼ共感できなかった
    映像はのこる

  • 知人に勧められて読んだ。初めて唯川恵を読んだときのような?これは男はあんまり好きじゃないような気がする。女の子のともすれば理不尽な部分を女の子の目線で男っぽく書いてるというか、なんかはなにつくような?
    んー、個人的には嫌いではないけど、何冊も読むほどではないな

  • 映画がよかったので。映画の寧子よりもだいぶ饒舌な感じだったので(まあ一人称の文章だからそれはそうなのだが)違う雰囲気だった。映画が非常にうまく肉付けされてる作品であることがわかった。
    本谷有希子の本はおそらく初めてだった。他のも読んでみよう。

  • 今までに読んだことのない重く感じた話でした。

    ものすごく主人公の感情に揺さぶられました。

    映画観てみたいです。

  • ほんとに、生きてるだけで、すげえんだわ

  • ルミネカードの審査が通らない件が大好き。
    実はこういう生き方に憧れてるのかも。エキセントリックというか、自分の欲に忠実。
    いや、忠実な方だけど、たぶん突き抜けたいのかも

  • 津奈木くんのような、私が「手応えの無い人」と表現したくなる男性は、寧子のような女性と相性が悪いのか、はたまた良すぎるのか。
    思い通りにいかない具合が絶妙で、すごくのめり込んでしまうの、わかる〜〜〜〜!!
    映画を観てすごく好きだったので、原作を読んでみたけど、本当に面白かった。

  • 主人公の自分との戦い

    自分のこと自分で嫌になってるけど、頑張ってる
    自己認証欲求にあふれる

全367件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

小説家・劇作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

本谷有希子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×