日本の戦争力 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2009年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101372716

日本の戦争力 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2009年(改訂前底本2005年)刊。イラク戦争前後における日本の自衛隊の現状をその成立経緯、日米外交を踏まえ、Q&A形式で解説。イラク戦争における大義名分を軽視していると見受けられる点、貸しを作るというのも外交戦略である点(イラク戦争支持と北朝鮮問題との対価関係)を軽視しているきらいはあるが、平和主義貫徹及びその構築のためのリアリズムという面では参考になる主張が多い。ただ、自衛隊の実力(米軍補完軍、アンバランスな能力)については割に既知情報だし、航空管制問題など米軍従属の行き過ぎを軽く見ている節も。
    兵站基地としての日本が米国の国際戦略に重要な位置づけである点は、もっと認識され、強調しても良いという点は同感で、沖縄問題の些か弱腰とも見える対米外交交渉にも資する指摘かと。他方、著者の憲法改正論(9条限定の議論なので狭すぎるが)は、自民党のそれとは少し異質なものに感じるのに、第一次安倍内閣で「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」議員であったのが、まあご愛嬌か。PS.化学兵器・生物兵器に関する自衛隊の対応能力にも若干の言及があり、不充分との指摘には注目。
    なお、本書程度であれば、読書の基礎素養があれば十分に理解が可能であり、義務教育では、細かな議論を知るのではなく、汎用性と応用が可能な、基本的な読書能力を付けることに注力すれば足りよう。

  • 何か足りないのだ。

    みなきゃいけない全体像が見えにくいような。
    もうちょっと知識がないとだめかもしれない。

  • 日本の軍備に関しては、思うことの多い著者の考えを利き手がまとめた本。

    日本の平和主義だけだと、やっぱり平和はつかみとれないのかなと思うことも多いです。

    さっと読める良い本だと思います。

  • 何分古い本なので、防衛庁の組織について語っていたりと、情報鮮度が悪いですが、自衛隊や政府の構造は防衛省関連以外は当時とはさほど変わっていないのでとても勉強になります。
    ただ、「戦艦や巡洋艦を有していないので…」というなど、所々やや疑問が湧く内容もあります。

  • (欲しい!/文庫)

  • 自衛隊の存在意義。日米安保の重要性。憲法に謳った平和主義。
    今までよく分からなかった部分が見えてきます。事実とデータに基く論理展開で、説得力がありますね。これから日本がすべきことは何なのか、考える材料になりました。

  • 2009 4/17読了

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