ターン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101373225

感想・レビュー・書評

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  • 3分の1くらいから流し読み。うっかりネタバレを見てしまったので結末はわかっていたけど…いまの気分に合わなかったのか。でもデジャヴが実は何回も時間を繰り返してた経験だとか、ちょっと怖かったです。ありえないけどありえたら…いやこういうことは起こっていても記憶に残らないだけかも…と思わせる内容。半分以降は恋愛も絡んで、後半くらいからはサスペンスも絡み、流し読みながらも色んな意味でドキドキ。とても良い本です、おもしろいです。流し読みしたわたしが言うのもなんだけどf^_^;

  • 第1章がつまらな過ぎて挫折しかけた。
    以降は面白く読めた。

  • 版画家森真季、ターンを繰り返す。

  • ☆3.8

  • 北村薫の時と人三部作の中で一番好き!!!

  • 4月20日読了
    スキップより後味は、良かった。

  • ループもの。版画家の女性が交通事故を起こした夏の前日3時15分から1日分を何度も繰り返す無限ループに陥る。ループした世界には人・動物・虫がいない。ループ150日目から面白くなってくる。序盤〜中盤は自問自答めいた不思議な脳内会話で話が進む。

  • 2017/1/22(日曜日)

  • 難しいそうだと思ってあんまり読もうと思ってなかったのに、読み始めると止まらなかった。
    すごい運命

  • 前半は話が進まず、独特の文体で読みにくかった。
    真希と頭の中?でしゃべっていた人物は泉さんで幼少期から運命の人で声が聞こえていたというのもあまりすんなり吞み込めず、、、。

    ただ、当たり前のように繰り返される日々がいかに愛おしいことなのかは考えさせられた。

    ☆☆☆
    自分だけを愛してくれるから、その人に魅かれるわけじゃないでしょう。
    ・・・・・その人が、自分以外の何を、どのように愛するのか、・・・・・それを知るからこそ、相手を愛せるのでしょう?


    こんな当たり前のことを、わたしはどうして忘れていたのか。
    顔青ざめて、毎日が不毛な繰り返しだといっていたわたし。
    不毛なのは《毎日》ではなく《わたし》だった。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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