さびしい女神 僕僕先生 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101374345

感想・レビュー・書評

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  • (^^)

  • ヘタレ王弁くん、がんばってます!
    先生の過去が少し分かるよ。

  • なんだか切ない気持ちになりますな。

  • 僕僕先生シリーズです。
    仙人の僕僕先生と、弟子の王弁くん。
    仙人だけど、見てくれは甘い香りのする美少女
    でも、王弁には厳しい先生です。

    今回は、旱(ひでり)続きの国を救うべく、王弁君が活躍します。
    宇宙空間にまで飛んで、なんとも壮大なスケールの
    話になっていきますが、何処へ行っても王弁君の優しさが際立ちます。
    どんな残酷な神であっても、王弁君はその懐に飛び込んでしまいます。
    彼の真っすぐな想いが、頑なな神様達を動かしますが……。

    ちょっと鈍くさい、朴念仁の王弁君、仙人になる修行はまだまだ
    この先も続きそうです。

  • 2014.8.7.am0:55 読了。2年夏休み一冊目。久しぶりに同シリーズを読んだ。実家本。ぐいぐい読めて、満足。勝ち負けの二者択一。○と×。良い悪い。白と黒。グレーの状態を維持し続けることも大事だと思う。これからの展開が気になりすぎる…‼︎

  • 古代中国ファンタジー4作目は時空を越える大スペクタクル。今作は王弁くんがんばったけど、反対に僕僕先生の出番が少なかった。。

  • シリーズ中で一番楽しめた。
    少々の説教臭さはこの手のファンタジー、ジブリ的なものにはつきもの。その部分をひいて面白かった。
    事件の結末に救いがないのがこのシリーズの底意地の悪さ。

  • 僕僕先生シリーズの第4弾。今回は珍しく壮大で少しシリアスな話です。読み応えはかなりありますね。一日で読破してしまった。少し最後はいろいろと考えさせられる。いい意味でらしくないな。

  • 神代の時代にまで飛んでいってしまい、壮大なスケールで展開したシリーズ第四作目だった。

    ニートな唐代青年、王弁くん。
    ゆとり世代の若者が被って見えるのは気のせい?
    ただ、そのゆとり男子が世界を変えてしまう。
    それはゆとり世代への子守歌なのかな?

  • 僕僕先生はほとんど出てこないけど、内容がとってもせつなくて、でも王弁の成長ぶりもすばらしくて、一気に読み終わりました。

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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