暴力は親に向かう―すれ違う親と子への処方箋 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101375724

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  • 新潮社より今月緊急増刷復刊された。 帯分に、「子供に殺される前に子供を殺すまえにできることがあります」とあり、元農林水産事務次官の息子殺害事件が意識されている。 著書の二神能基氏は、NPO法人ニュースタート事務局の代表。NPO法人ニュースタート事務局は、引きこもっている子や家庭内暴力の子らを家庭の外へ連れ出し、寮で共同生活させたり、農業やIT産業、介護・保育などの仕事を体験させたりしている。 子供の暴力の裏側にある訴えに気づくこと。休戦の状態をつくりだすことから解決が始まることなどが説かれている。

著者プロフィール

1943年生まれ。早稲田大学卒。愛媛県松山市での中学受験塾、幼稚園経営などを経て、99年、ニート支援のNPO法人「ニュースタート事務局」を千葉県に設立。幼児からニートまで、40年にわたって育成に携わった親子は4000組を超える。早稲田大学講師、千葉県・内閣府等の委員を歴任。21世紀の子育てを支援する「安心親子応援団」事務局長。

「2012年 『ニートがひらく幸福社会ニッポン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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