名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)

  • 174人登録
  • 3.67評価
    • (13)
    • (22)
    • (33)
    • (0)
    • (1)
  • 19レビュー
著者 : 白洲正子
  • 新潮社 (1999年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101379067

名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 白洲正子さんの本は初めて読んだ。著者のことは、政治家・白洲次郎の配偶者で、由緒ある家の出であること程度しか知らなかった。
    一言でいうと、素晴らしかった。
    格式高く美しい日本語と深い教養で、ただ単にいい家柄のお嬢様として生まれただけではない、白洲次郎のパートナーとしてふさわしい人だったことがよくわかる。著者は伝統芸能の能を研究し、そのほか骨とう品や古美術などにも傾倒がある。書かれているのは、日本文化や美術についてがメインだが、華やかな交流も興味深い。描写が素晴らしく、目の前に情景が豊かに現れる。
    夫の白洲次郎や子どもたちのことがほとんど書かれていない。お互いに尊重しあいつつも精神が独立しているのだろう。
    女性のエッセイストでは向田邦子が好きだが、もう一人お気に入りが増えた。

  • 2016年6月29日、読了。

  • 赤瀬川原平が最後に文で寄せているように、白洲正子の世界と自分の世界はあまりに違うと思うのだけど、しかし違わないということ。能など縁も興味もないのだが、すんなりと自分に入ってきてしまう。白洲マジックだ。

  • (「BOOK」データベースより)amazon
    自由に生きることの「孤独」について。とらわれず、ひたすら「在る」ことの充足について。歳月に磨かれた「型」の非情さについて。本当の美しさを「もの」に見出し、育て、生かすことについて。はかなさの、めでたさについて。さくら、新緑、観音浄土…、おのれの魂と向き合い悠久のエネルギィを触知した日々。誰のものでもない「私の」人生、その豊熟を緩急自在に語る、38の随想。

  • 感覚や感性が凡人とはまるで違う。すごいな。好きな文章。

  • 気持ちのいい文体で、随所に面白い知識や経験が散りばめられていて楽しく読めました。
    同じ白洲正子著の西行も読みたい。

  • 白洲 正子さんの様々なエッセイを集めた一冊。晩年のご様子やご自身の最期をどのように考えていたかが伺えます。

  • この人の書く日本語の美しさが好きです。読んでいてずっと触れていたいと思わされました。何を拠り所に能やら陶芸やらを判断していいか見当もつかない私に一筋の道を示してくれた本。他の本も読んでみようと思う。

    ★「息をひきとる」「伝統芸能の難しさと面白さ」「能の型について」が特に良い

  •  白洲正子さんの文章は凄くカッコイイ。憧れだ。この本は幾つもの短いエッセイがおさめられている。短いエッセイは凄く読み易かった。
    もう一度じっくり読み返したい一冊だ。

  • ヒッキーおすすめ。

    芸術、美、人生、社会、日本の伝統文化、などなどについて学ぶことがいっぱいつまったエッセイ集だよ。

全19件中 1 - 10件を表示

白洲正子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
白洲 正子
三島 由紀夫
梶井 基次郎
有効な右矢印 無効な右矢印

名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)はこんな本です

名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)の単行本

ツイートする