知略 古着屋総兵衛影始末 第八巻 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101380421

感想・レビュー・書評

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  • 無邪気な我儘さを見せていたるりは何度かの教訓により次第に鳶沢一族の女らしく成長するのかと思いきや、残念なことになりました。
    意外とだらしない甲賀一族との戦いもほぼ終わりましたが、この先は歴史上有名な綱吉-吉保時代の終焉をどう絡めてくるんだろう。

  • 第八弾
    今度は甲賀の忍者一派とに加え、綱吉へ側室を送り込もうとする策謀、その陰で早くも るりが犠牲に

  • 甲賀忍者との闘い。大黒丸の搭載した大砲が一瞬で敵を駆逐する。戦の技術の進歩が、明日のわが身の危機をも憂える。2014.12.28

  • 古着屋総兵衛8巻。
    柳沢吉保がなかなか相変わらずしつこい。ずっとしつこいけど…
    柳沢吉保が御膳立てて
    時の将軍徳川綱吉との政略結婚させようとしている公家の京女、教子。
    ここらへんも忍びがたくさん出るわ出るわ…
    総兵衛の従姉妹である忠太郎の1人娘、るりが鳶沢村から江戸の大黒屋に奉公に上がったものの
    捕らわれた上に殺されてしまうわけで。
    この辺は呆気に取られた…えぇ?もう?みたいな。
    最初から最後まで忍者がたくさん!といった感じ。
    美雪と総兵衛に子どもが出来たのは実にめでたい。

  • 面白かった。

  • 古着屋総兵衛影始末シリーズ『知略』第八巻。“影"の指令は、将軍綱吉の側室へさる公卿の娘を送り込まんとする柳沢吉保の陰謀の阻止であった。吉保は甲賀の名門鵜飼家を召し抱え、忍者衆を手駒に加えた。総兵衛は襲撃に遭いながらも東海道を西上、京を目指す。一方、富沢町の大黒屋ではるりが忽然と消えた。美雪と笠蔵ら鳶沢一族の面々は決死の覚悟で救出に向かったが……。知略と謀略が複雑怪奇に絡み合う。るりちゃん。゚゚(´□`。)°゚。

  • これから良い働きをすると思っていたのに、もういなくなっちゃうの゚(゚´Д`゚)゚

  • 古着屋総兵衛影始末シリーズ第8弾。また、大黒屋潰しを狙う柳沢吉保の陰謀が。。。

  • 鎖国政策の中での異国との貿易。幕藩体制(神君家康)に逆らうことになるのでは?と思いつつ。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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