南へ舵を 新・古着屋総兵衛 第四巻 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 199
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101380490

作品紹介・あらすじ

"影"本郷康秀を誅殺した総兵衛一行は、上野、越後、越中を経て盛夏の加賀に入った。海路より金沢入りしていた信一郎らと合流し、前田家と交易を行う。一方、日本橋富沢町大黒屋では、ちゅう吉の掴んだ本郷家老女と薩摩藩用人の密談が大番頭光蔵に報告されていた。帰参した総兵衛は八百善で町奉行と秘かに対面。その帰途、李黒の妖術が…。にわかに暗雲立ちこめる緊迫の第四巻。

感想・レビュー・書評

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  • 最後に

  • 十代目総兵衛が日本に馴染んでくる。影様のこれまでの定めを逸した行動に天誅を加えるとともに異国との交易の準備を進める。そして新たな影様の登場。2019.7.22

  • 第四弾
    影様始末後、加賀へ
    そして唐人風水師李黒は薩摩と、南町奉行根岸とも知己を得て、帆船イマサカ号らは南方交易を目指し、桜子とは今後を共有?
    飛び飛びに読んでいるが問題はない

  • 新・古着屋総兵衛4巻。
    やっと、やーっとまともに読めるというか
    ここでまともになったな。って。
    じゃ今までの1〜3巻までは何だったのかと言うと
    個人的には全て序章だったような
    そんな気がする…ような。
    新しい影様がまさかの女性で
    やれやれやっと桜子と上手いこといったなとか
    琉球に行く決意とか
    南町奉行所のお偉方とか
    一気に加速したような印象。
    たぶん他の方のレビューにもあった通り、新古着屋は
    読むのやめる人も多いようなので
    私もどこまで持つのか?と思いきや
    結局なんだかんだここで、面白くなってきたな。
    と。
    次巻へ続く。

  • 新・古着屋総兵衛シリーズ第四巻。影”本郷康秀を誅殺した総兵衛一行は、上野、越後、越中を経て盛夏の加賀に入った。海路より金沢入りしていた信一郎らと合流し、前田家と交易を行う。一方、日本橋富沢町大黒屋では、ちゅう吉の掴んだ本郷家老女と薩摩藩用人の密談が大番頭光蔵に報告されていた。帰参した総兵衛は八百善で町奉行と秘かに対面。その帰途、李黒の妖術が…。

    新・古着屋総兵衛シリーズ
    ①血に非ず(2011年1月28日発売)
    ②百年の呪い(2011年9月28日発売)
    ③日光代参(2012年2月28日発売)
    ④南へ舵を(2012年7月28日発売)
    ⑤○に十の字(2012年11月28日発売)

  • そろそろ桜子さんと祝言かな?

  • 新古着屋総兵衛シリーズの第4弾。

  • 新シリーズも4巻目。それぞれのキャラもよい感じになってきて、新しい影様が意外ななりゆきだし、続きが楽しみ。

  • 佐伯先生の作品ならではの、ワクワク感がたまらない
    船を描くと疾走感があるからか、物語の枠が通常の
    展開に収まらないスケールが出ます
    今度の影様は・・・

  • 10代目総兵衛シリーズも4巻目になって登場人物が多くなってきたが、さらに6代目のころの話が絡んでくると、細部を忘れている。相変わらず誰だっけこの人という人物が出てくるが、漫画を読んでいる感覚で面白い。スイスイ読める。でも、まったく覚えていない・・・。でも、でも、続きが出ると読んでしまう・・・。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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