下町不思議町物語 (新潮文庫 こ 54-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101381619

感想・レビュー・書評

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  • 好き。

  • 主人公直之の成長がなんだか微笑ましい一冊。読みやすくてよかった。

  • 不思議町に迷い込んだ六年生の直之。
    大阪を離れ東京へ、厳格な祖母の元ではどれほど息が詰まるだろう。
    他のシリーズの方も登場。暖かく不思議な商店街の人々に心が救われていく。
    大人は子供を苦しめるような事をしてはいけないよ…といつも思う。
    続きを、直之の成長を見たいけれども残念ながらこれで完結なのですね。

  • 図書館で見つけ、妖怪アパートの人だなぁと借りてみる。
    僕とおじいちゃんの方は1巻がありませんでした。子供用で読んでいたので同じだろうと思ったけれど、2巻はいきなり合格発表だったので、最初から読みたいと思いました。
    今回出ていた人物は別のお話にも登場するようなので、他のものも読み進めたいです。

  • 泣けます。

  • 【新潮文庫2014夏の100冊22/100】初香月作品でした。が、これは面白い(。-∀-。)明らかに児童書なんだけど、でも大人が読んでもめちゃ良い。なんだろう?超ソフトな荒俣作品的な(^^)この雰囲気が堪らない♪高塔がステキ過ぎます。ということで、他の大江戸妖怪かわら版シリーズとか妖怪アパートシリーズも読みたい!古本屋やネコタクにも出会いたい♡もちろん耕太の成長も良かったさ。「そのうち追いつけばええねん。人生は最後に笑たもんの勝ちや」は名言です。

  • 偶然出会った関西弁を話す男について行ったことで
    不思議な町に入り込むことに成功した直之。
    優しくて可笑しくて楽しい師匠と仲間達。
    こういう優しいお話は大好きです。
    そして、あの妖怪アパートの住人の古本屋も
    普通に登場してましたぁ~♪

  • お化け、小人、ミニ○トロ…路地の向こうの不思議な街に出会った少年のお話。
    ラストはとても!王道な!展開でしたが!そこが好き!ええやん皆幸せなのがええやん。結局正体とかさっぱり分からんけど読みやすいし読後感もキャラもいい。こんな街に紛れ込んでみたいねえ。あと食べ物が美味そう。

  • 2019.6.6読了。こういう物語を久々に読んだ気がしたけど、そうでもなかった。にしてもずいぶんあっさり読み終わったな。古本屋が妖アパの古本屋なのはすぐ分かったけど、かわら版の旦那は気づかなかった。読んだはずなのにすっかり忘れている。香月さんのシリーズで本苦手な少年とは珍しいなと思った。まぁ最終的には読むんだが…。学校での直之の振る舞いを読んでると精神的な拠り所がちゃんとあるとやっぱり人間強いなとしみじみ思う。修繕屋ってあったから薄々感じてたけどやっぱりそうだった。解説が書かれたのはまだ作者がご存命だった時なのだろう。続編があったかもしれないと思うと寂しいもんだな。表紙の直之のランドセルに防犯ブザーがわざわざ描かれてて世知辛いなと思った。

  • 香月日輪さんのお話って、題材的にすごく好きな部類なんだけど、いつも説教くさいなあと思ってしまう。これもそうでした。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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