サーカスの夜に (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101383422

感想・レビュー・書評

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  • 凄くすっごくワクワクして楽しかった!
    サーカスの輝きや観客の熱気、演者の息づかい
    近くに感じる、音が聞こえてくる
    楽しさの余韻から抜け出せなくて、読み終わったあとも幸せな気分に浸っている

    世界観がとても不思議
    スマホがあるなら現代なのかな?と思うのだけれど、不思議と随分と昔の時代なのかなとも感じられる
    そして最初は日本かと思いきや、読み進めるうちに日本では無さそうだと気がつく!
    ではどこ?ってなるけれど、そんなの大した問題ではないのだろう
    だってサーカスは自由気ままに、そして赴くままに楽しいを見てもらうのだから!
    だからこそ、読み手次第でいつの時代へ行っても良いのかなって
    私は少し古い時代、古い街並みを思い浮かべる

    ローズやキャビア、トロ、ナットー…皆名前可愛すぎか!
    そして少年、名前とても似合っているよ

    楽しいと美味しいと素敵と幸せと…沢山ありすぎて私は凄くこの物語を気に入ったのです!!

  • 優しい物語。あまり多くが語られないのも想像の余地があって良かったです。
    国籍不明の物語はどうしてこうもワクワクしてしまうのだろう。何でもない描写の一つ一つに、まだ見たことのない世界へと誘われてしまいました。サーカスを見てみたい。

  • サーカス、というタイトルに惹かれて購入。やっぱりサーカスものは良き!

  • 登場人物が魅力的で、みんな良い人。
    主人公が、周りの人の支えで、少しずつ自分に自信をつけていく。何かに挑戦したくなるお話でした。

  • つるかめ助産院がお気に入りなのに、それ以来小川糸さんの作品を読んでいないことを思い出して手に取った作品。全部の描写が優しくて、もやもやした感情も人間らしさとしてそのまま伝わってくるのがお気に入り。

著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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