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- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101385341
感想・レビュー・書評
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この世の不条理と戦うために
極限状態で言葉を費やすことしかできない薫くん。
そんな薫くんを受け入れてくれるのは由美。
だけど戦うときは一人じゃないといけない。
いくら言葉を費やしても、
色々と捨てないと戦うことさえもできない。
戦う相手である青髭によって追い込まれ、
青髭によって救われる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新潮文庫として○○年ぶりに再々読。当時「赤」「白」「黒」は結構読み込んでいたけれど「青」は印象薄かった思い出が。
今のこの年齢で読んでみたら「イマドキ若者は理解できないだろうな」というのが正直な感想です。
若者の挫折感なり、青臭い希望・夢・想いっていうのは普遍的なものだと思いますので、ぜひ若い人に手に取っていただきたい!