- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101386126
感想・レビュー・書評
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「スプラッタ小説ってどんなの?」って聞かれたらこれを薦めることにしている。王道ですね。
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夏期合宿のため双葉山を訪れた親睦団体「TCメンバーズ」の一行。人里離れた山中での楽しいサマーキャンプは、突如出現した殺人鬼によって、阿鼻叫喚の地獄と化した。次々と殺されてゆく仲間たち…手足が切断され、眼球が抉りだされ、生首は宙を舞う。血塗れの殺戮はいつまで続くのか。殺人鬼の正体は。驚愕の大トリックが仕掛けられた、史上初の新本格スプラッタ・ホラー(amazonより抜粋)
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描写のすごさ、もうこれ以上読みたくない!と思わせる文章は素晴らしい
でももう読めないよ…グロい -
これはひどい。
館シリーズ2作ほど読んで、綾辻さん、結構いいんじゃね?ムードに入ってたから、余計にショック。
確かにミステリーなんて全部フィクションで、故に現実では起こり得ないことも書いていいわけですが・・・わけですがっ!!
例えば、ある男の子に近づく者全てが事故に巻き込まれて、なぜなら男の子は異世界の王だったからでーす、って言われたら怒るでしょ?
例えば、密室殺人が起こりまくって、刑事が調査に調査を重ねたら、透明人間が犯人でしたー、っていわれたら怒るでしょ?
かなーり近い落ち。
さすがに人外や異世界は出てこないけど、あまりに激しくありえない偶然が重なるのは、駄目でしょ。
これがOKなら、殺人方法に、法隆寺の上から石を投げて殺しました、もOKになるだろ!!むき~~~!!!
トリック無し、動機無し。
グロ描写も、ただグロいだけで怖くないし。
というか、グロも続くとグロくない。
文庫版につぎ足された、蛇足パートとかひどすぎる!
「ちゃんとヒントをちりばめましたー」って言い訳?
正直微妙に気づいたけど、(担当教科とか)、まさかこんな落ちとか、ある意味予想不可能だわ!
もうよまねーよっ! -
ちょっとグロ過ぎてもう・・・
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山奥に潜む謎の殺人鬼がこれでもかというほどにグロいやり方で次々に人を惨殺していくスプラッタもの。もーひたすらグロくて痛い。歯を食いしばりながら読んだのですごい顔になってたと思われる。
グロイのわりと平気だと思っていたけど、途中本気でうぐっときました。
「作者のどうしようもない茶目っ気」は割とあからさまだったのですぐ気付きました。なるほどあのラストでⅡに繋がっていくわけなのですね。 -
嫌いじゃないけど、とにかくグロい。夏に読むスプラッターとしてはお薦めかな。でもⅡも続けて読もうって思います。
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はじめて読んだのは高校の頃だったかな。二回目です。
夏だしなんだか読みたくなって借りてきたらやっぱりうわあああとなりました。
TCクラブのメンバーが殺人鬼によってひたすらスプラッターにえぐい殺され方をする話です。
痛い痛い。うえええとなるのですがなんかこう妙な味が…ラストにはちょっとした仕掛けもあります。
もう今はお腹いっぱいですがたぶんまた数年したら読みたくなる気がします。