枕もとに靴: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫 き 41-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101386317

感想・レビュー・書評

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  • "いやぁ~おもしろい本に出会えた。この本は著者の日常をつづった日記。
    その日常も、ゆるい感じで、こよなくお酒を好む著者の酔っ払いっぷりがつづられていることが多い。表現力ある文書で、ユーモアというか法螺話(想像力あふれる妄想?)もちりばめられており、公共の場では思わず噴き出してしまう笑いをこらえるのに苦労する。
    続編?というか、生きている限り続けられそうな・・・続きもあるようなので、本屋で見かけたら買うだろうなぁ

    夏送り、かつぎ屋、過去読み所(読んでみないとなんのことかはわからないでしょう)
    などついつい本当にあったの?と思えるほど。きっとシャイな著者の感謝の気持ちをオブラートにくるんで表現しているのだろう。

    これぞプロの酔っ払い"

  • 北大路公子さんのこの本を読んで安心したのは、お酒を飲んだあとにちゃんと二日酔いになっていたことです。薄い関係であるものの彼氏が登場したり、日記の中に創作的な要素(架空の年間行事など)が入り込んでいたりするのが新鮮。

  • 笑撃です!本当にこんな大酒呑みいるんですか!時たま何の前振りもなく夢なのか分からない曖昧な世界を語り出すのは何故ですか!斉藤くんはストレス溜めてませんでしたか!すぐに他のエッセイも買わせてしまうキミコさんは、一体何者なんですか!

  • 北大路公子さんのヨレヨレの毎日。
    楽しめます。

  • 面白すぎる。お酒大好き、彼氏ありのライター37才がなんともすんばらしい日常を送っていて笑い転げてしまう。読んだ本のタイトルがまた「枕もとに靴」。そう、朝目覚めたらどういうわけか自分は二日酔いで枕もとに靴がきれいに揃えられて置かれていたという。

著者プロフィール

1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴――ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん――続・ああ無情の泥酔日記』『ぐうたら旅日記――恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『頭の中身が漏れ出る日々』『すべて忘れて生きていく』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』『晴れても雪でも』(以上、集英社文庫)など。

「2020年 『ハッピーライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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