最後のおでん: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)

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著者 : 北大路公子
  • 新潮社 (2014年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101386324

最後のおでん: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 北大路公子氏30代後半の日記。この人の本はやっぱり電車内で読めない。笑いをこらえきれずヘンな声を出してしまったり、笑うまいとして表情が歪んでしまうので。「もう冷えたビールはありません」てお店の人に言われるのって凄いと思う。

  • 魅力的なエッセイは数あれど、これほど短いスパンで読み返したくなるものは珍しい。
    文章ひとつ、言葉ひとつが美味しい。
    斎藤くんへの執拗な愛情、泥酔後の醜態、おでん破棄等、この文章でなければもう少し自重しなさいよと苦言も呈したくなるところ。
    なぜか嫌悪感どころか面白いと思う、不思議。

  • 北大路公子さんの5冊目は「最後のおでん ああ無情の泥酔日記」(2015.1 文庫)です。斎藤くんという名前の猫が眠ってるときの観察(いたずら)が細かいですw。猫は穏やかで礼儀正しく寛容だとw。その愛猫は著者が39歳の時、19歳で天国に召されたそうです。20歳から19年間ともに過ごしたんですね。酒については、焼き肉屋でビール飲んでたはずなのに、気がついたらパジャマ裏返しに着て茶の間で爆睡してたそうです。この作品、自分を落として笑わせるサービス精神は健在なれど、面白さでは今一歩でしょうか~。

  • 『枕もとに靴』の続編。
    エッセイというか日記(元はインターネット上の公開日記サイトで書かれていたものらしい)なので、ひたすらキミコさんの日常が綴られています。
    それにしてもまぁ、生活に変化がないこと!書き方が面白いのでそれなりに楽しめますが、私はここのところ連続で読んでいるので、少し飽きてきました(でも、借りた本はあと1冊ある・・・)。

    個人的には親の話が好きです。母親が生協で間違って色々頼みすぎる話には笑いました。

  • この本には、徹底的に意味のないことが書かれています。
    はっきりいって無意味の集合体。
    人生をまじめに生きている人には、お勧めしません。
    あるいは憤慨する方もいるでしょう。
    本書は著者が自身のブログにつづった日記をまとめた「枕もとに靴」の続篇。
    私は両方とも買いました。
    公子さんは相変わらず昼酒は飲むわ、まともに仕事しないわ、猫と飽かず戯れるてるわ、ホント、見事なまでにダラダラと無為に日常を過ごしています。
    本人曰く
    「『暇』を『焦燥感』に変換する装置を搭載せずに生まれてきた」
    のだそうです。
    でも、暇を持て余すどころか愉しむ才能は天下一品で、それを表現する筆も冴えわたっています。
    謹んで一例をご披露いたします。
    □□□
    〈一月二一日〉
    やる気ねー調子わるー肩こったーとダラダラほざいていても日は流れる。仕方がないので、そのうちの「肩こったー」だけでもせめて解消させようとマッサージに出かけた。ここ二週間ほどで三キロの減量(ダイエットというより減量という言葉のせっぱつまった響きにひかれる)をはたした私に、顔なじみのマッサージ師さんが、
    「あれ、痩せましたね、触った感じが全然違いますよ。顔まできれいになって。お祝いに三〇分延長しましょう」
    と身体を揉みしだくなり言い出したらどうしようかとドキドキしながら赴いたのに、全然そんなことはなかった。無言で揉まれて終了。
    帰り際に受付ノートを覗くと、「希望コース(二〇分とか四〇分とか)」を記入する欄に、「六七」と明らかに年齢を記入している人がいて、それ以降の訪問者に「五五」「四七」「三六→二〇」などの混乱をもたらしていた。秩序は悪意と無法によってのみ失われるわけではないのだ。
    □□□
    どうですか、このユーモアとキレッキレの文章。
    ほれぼれするじゃありませんか。
    私は先に「意味」と書きました。
    でも、「意味」とは何でしょう。
    そもそも生きることに「意味」など必要なのでしょうか?
    本書を読んで、改めて考え込んでしまいました。
    うそ。
    考え込んでなんかいません。
    ひたすら愉しみましたよ、ええ、そら、もう。
    世界に背を向け、孤高の道を歩む公子さんを全力で応援しています。
    なお、公子さんは札幌在住。
    北海道の宝です。

  • 購入
    読了

  • まさに泥酔日記。
    amazonで評価高かったので、読んでみました。
    酔っぱらって、体調崩しながら、何とか生きている日記。
    自分に重なるところがあって、本当に共感できることばかりだった。しかし、読んでもあまり気持ちがすっきりしませんでした。

  • (2015.7.5)
    (242P)

  • 2015.5.6

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最後のおでん: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)の作品紹介

おでんを食べ続けているうちに三日もたっていた。理由はわからない。それは、二〇人前も作ったからや! 見通しが甘く、意志弱く、やすやすと酒に溺れる独身フリーライターが、サボりながらも続けてきた日記。だが、ここにはきっとあなたの人生にとって大切なことが書かれている(かもしれない)。全国の酔っ払い女子たちの圧倒的共感を期待して堂々刊行。キミコの扉は夜開く。

最後のおでん: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)はこんな本です

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