脳から自分を変える12の秘訣: 「やる気」と「自信」を取り戻す (新潮文庫 つ 32-1)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101386515

作品紹介・あらすじ

集中力がない、言葉が思い出せないなど日常には思い通りにならない様様な問題がある。しかし、悩むことはありません。誰の脳も24時間フル稼働などできないのだから、効果的な使い方を知り、少しずつ生活を整えていけば、自信がついてくる。脳神経外科医が、心と体をストレスから解き放つヒントを伝授。脳科学の最前線から驚きのワザを大公開! 『脳から変えるダメな自分』改題。

感想・レビュー・書評

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  • 【瞬読7000文字】
    起きる時間を一定にする
    午前中は学ぶ、午後は使う、夜は休むが基本
    起きたら1時間の散歩→脳の活性化にもつながる
    やる気がないときは、身体を動かす。小さいことをやる
    抑制力、高次脳のベース→音読や視聴しながらのメモでトレーニング
    【早起き】自分なりに、朝一起きる快を見つける
    5分タイマーで区切り、5分で出来ることがいかに少ないか理解する。仕事も時間を決めてやる→集中して仕事ができる


  • とても読みやすく、ネガティブ思考に陥った時に読むと考え方を変えることができそう。

  • 【ヤル気】
    ■止まっている時間が長いと脳の活動は停滞に向かう。
    ■ヤル気とは、行動することによって蓄積されるエネルギーである。
    ■課題を小さく分解して、達成感を得やすくし、ヤル気を促す。

    【集中力】
    ■起きている間でも脳が覚醒に向かおうとしているときと、休息(睡眠)に向かっているときがある。

    【思考をまとめる】
    ■「なぜそう判断したのか」を説明できるようにする。
    ■脳の中の情報は出力しなければ理解できない。
    ■主体性を高めるためには、重要なテーマは普段から話したり書いたりするようにする。
    ■発語する機会が少ないと語彙と概念を結びつける力が弱くなる。
    ■言いやすい言葉(自分にこなれた言葉)ばかり使っていると、意思的に言葉を選択する力が落ちる。そうならないためには、会話に第三者(例えば本など他人の言葉)を加える。
    【発想、アイデア】
    ■アイデア、発想は応用問題を解くことに似ている。基礎が出来ていることが大切。
    ■「アイデアは百歩先のところにある」…アイデアを出すための過程・プロセスを惜しんではいけない。

    【失敗】
    ■同じ失敗を繰り返すのは「失敗する自分」を分析したことがないから。
    ■失敗の分析は5W1H 。失敗の仕方に脳の使い方、モノの考え方が現れる。

    ■無為な生活は脳をネガティヴ思考に向かわせる。「着実に処理できていることがある」という充足感。安心感。
    ■自分の価値観に忠実であることが、ポジティヴ思考の源泉。

  • 「脳から変えるダメな自分―「やる気」と「自信」を取り戻す 」(単行本 – 2009年)改題。

  • ■とりあえず,体を軽く動かそうかな…と。

  • 資料ID: C0034857
    配架場所: 本館2F文庫書架

  • これは非常に読みやすい良書。

    様々な知恵を脳から解説した本ですが
    こういう本にありがちな難しい表現を使わず
    平易な文章でわかりやすく解説してくれています。

    脳からみた生き方の教科書と言ってもいいぐらい
    普段起こりうる状況を的確に解説してくれています。

    自分の考え方の癖を見直すのにも良書だと思います。

    また、うつ病の方が認知行動療法等受ける方も居ますが
    この本で自分の考え方の癖を見直し、脳から見た脳に良い考え方に
    転換することで、病状が快方に向かうかもしれません。

    何度も繰り返し読み、脳に良い習慣を身につけたいと思います。

  • 【488】

    超共感できる。そーなんだよ、そんな感じに頭が働かないの‼︎ってのが多く、それに対して対処法がちゃんと書いてる。
    素晴らしい。

  • 印象に残った言葉
    ①「行動力がある人」と「主体性が高い人」は同じではない
    →違いは、理想と現実の間を一つずつ埋めていこうとする人か、それとも、オール・オア・ナッシングのような発想をする人かに注目すると分かりやすいかも知れません。
    ★私は、すぐにオール・オア・ナッシングの思考に陥るので、気を付けないといけない。

  • 脳の性質を知り、自分の弱点を知るために、脳の機能回復に従事する脳神経外科医・築山節先生が送る12のアドバイス。
    やる気が起こらない、集中力がない、「空気が読めない」と言われる、といった悩みに対し、脳科学の観点から解決方法を探る。
    本書は各章の終わりにポイントが箇条書きされているのが見直す際に便利だが、具体策が少ない気がして少し物足りなく感じた。

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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