よろず一夜のミステリー: 水の記憶 (新潮文庫)

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著者 : 篠原美季
  • 新潮社 (2012年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101386614

よろず一夜のミステリー: 水の記憶 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • これは一体何を楽しめばいい本なのかが良くわからない。
    ミステリーとしてははっきりしない終わり方で、特に驚きもないからあんまり楽しめなかったし。
    ライトノベルとしてはコミカルな感じが足りないし。
    トンデモうんちくものとしてはさわりだけ、って感じで物足りないし。
    キャラクターを楽しむにしては、一番とっぴそうなアリサの出番が少ないし。
    何より、主人公がキライ。
    顔はいいらしいけど、ダメなやつ。というかデキないやつ。
    そのくせ自分が「めぐみ」と呼ばれることにいちいち抵抗するのがめんどくさい。
    デキないくせに他人(主に社長)に対して反抗的なのもなってない。
    最近の大学生ってこんなんなのかしら?と不安になる。

    キャラクターが好きになれないと、一気におもしろくなくなるのね。

  • 個性的なキャラが多く、プロットも面白いのに、中途半端な感じがありました。まあまあ面白かったです。

  • タイトルにもあるとおりミステリーですが、青春小説でもあり、家族小説でもあります。主人公の日比野恵(ひびのけい)は警察に勤める兄の稔(じん)と母との三人暮らし。失踪した父を待ちつづける母に兄は寄り添うのに対し、恵は父のことなど忘れて新しい出発をと願っています。この巻は「水」が主題ですが、全五巻でそれぞれ「炎(火)」「金」「土」「枝(木)」をとりあげていて、魔術・呪術的なもの(オカルト)と科学が融合した内容です。よろず一夜のミステリーとは、恵がアルバイトで働く会社の運営するウェブサイト。都市伝説の真偽を検証してサイトに掲載しており、その調査に恵も駆り出されます。それぞれの巻でとりあげられる都市伝説もさることながら、主人公と家族がどうなるのか、父は戻ってくるのか、続きが楽しみです!

  • 自分の存在理由について悩み、哲学を学ぶ主人公。
    ダメダメ大学生かと思いきや、意外にも、ちゃんとしている若者。
    取材にいっては、社長の高圧的な態度に相反して、
    柔軟な態度で、取材対象からしっかり話を聞き出す。
    細かく指示を出さなくても、勝手に仕事が進められる。

    うちの会社にも、こんなバイト君欲しいんですけど!!

  • 第1巻を読破。

    文庫の新刊コーナーで偶然見つけました。

    この方の別作品(御堂学院の神使官)を読んで、ちょっと気になったので買ってみました。

    おもしろかったですー(*´▽`)

    オカルトミステリーものなのかな? と思っていたのだけれど、びっくりするぐらいサイエンスちっくで。

    「呪い水」という呪いのアイテム。

    その水をかけられた者は死んでしまう。

    そんな噂がネットを中心に広がりを見せて――

    そうして実際に登場人物の一人が死んでしまう。

    主人公・恵、と書いて「ケイ」と読む青年は、ちょっと複雑な家庭事情を抱えていて。

    どこに行くのか……なんて哲学的な悩みまで抱えていたり。

    そんな恵がひょんなことからバイトすることになったのは、「よろず一夜のミステリー」という電子書籍を発刊している会社だった――

    というのが導入部分でしょうか。

    最初に言った通り、呪いとか呪詛とか、そういうオカルト的なものかと思っていました。

    それが科学というか、研究所とかそういうのが出てきて「お?」ってなって。

    あっという間に読んでしまいました(*´▽`)

    登場人物たちも魅力的な人たちばかりで。

    主人公の恵くんとか、顔以外はパーフェクトなお兄ちゃん。

    バイト先の社長さんやお目付け役、謎と魅力たっぷりな編集長やアリサ嬢などなど。

    ほんと、アリサ嬢の謎っぷりはすごい。

    アリサ2号が人間化したのかとか最初思ってしまいましたwww

    さて、ちらちらと5年前とか研究所とか出てくるから、てっきり恵くんのお父さんの事件にも関係あるのかと思っていました。

    が、今回はまったく進展なさげ?

    いやもしかしたら裏では繋がっていたり……とか、次のお話でひょっこり顔を出しそう。

    恵くんのお兄ちゃんが広域捜査の捜査官なのも、お父さんを捜すためなんだろうなあ。

    これは既刊を買わなくては!

  • ミステリーとあるけど、ちゃんと現実的な結末のある、後味スッキリな話。
    この巻の内容は「呪い水」によって発生した怪死事件。

  • 図書館で読みたい本が予約待ちのため、とりあえず借りてみた。表紙カバー絵のとおり、ライトな感じです。シリーズもので、2冊いっぺんに借りたので、もう1冊読みます。僕はゴスロリ系ファンではありません。でも読みます。

  •  電子書籍プロダクションの運営サイトに寄せられた投稿に端を発する、都市伝説と現実の殺人事件が絡み合った怪異譚。
     ミステリと言うには体裁ばかりで、内容としてはかなり中途半端な印象を受ける。
     寧ろ、不思議現象に纏わる青春物と評する方が近いかもしれない。
     ただし、キャラクター小説に位置づけるにしても、各々の人物像が輪郭のみの造形なので、吸引力は乏しい。
     顔の造作だけが取り柄のアルバイト学生、若き御曹司社長、お目付け役のサイエンスライター、女編集長にゴスロリ少女etc.。
     一見、個性派揃いを謳っているようで、枠組み先行の人物配置となっており、上滑りの描写が目立つため、メインどころに殆ど魅力を感じられないのが物足りなく辛い。
     まして、解説にあるような“京極夏彦《百鬼夜行》シリーズの現代版”とは、さすがに持ち上げ過ぎで鼻白む。
     過剰に場違いな賞賛は、こちらの著者にも却って気の毒な処遇であると思うのだが。

  • ラノベ系の話で、すごく軽い。キャラクターもマンガっぽい。
    でも、科学的な話も盛り込まれてて読み応えはある。

  • 都市伝説を扱うサイトの運営会社でバイトすることになった主人公。
    呪い水で人を殺せるのか?

    キャラがまず濃いんだけど、
    名前もキャラも凝りすぎてるのに、
    皆がたくさん出てくる訳ではないから、
    正直覚えられない。笑
    話も、場面がコロコロ変わるから少し読みづらい。
    結論も、すっきりしない。

    うーん、ちょっと正直期待はずれでした。
    でも、なんとなく続きは気になっちゃうから、積んであるやつ読んだら読もうかな。

  • 結局、男子はみんなイケメンである。
    ふーん。
    結局、女子もみんな可愛い。
    ふーん。
    結局主人公のバイト先は
    どうやって会社の利潤を得ているのか
    よくわからんかった。

    ストーリーは、今風でですね。
    いくつかの分散された話が」
    結局ひとところに集客するのは
    まぁ、わかってはいたけれど、納得。


    アニメーションのように読めました。

  • 資料ID:C0033451
    配架場所: 本館2F文庫書架

  • オカルトテイストのミステリー。
    と言っても、オカルトの要素は途中からかなり薄くなってはいたが。

    主人公の恵(けい)がアルバイトで勤め始めた編集部は、変わり者ぞろいのおかしな電子書籍のプロダクションだった。

    登場人物のキャラはたっているのだが、まだ一巻目ということでだろうか、あまり動き出さない。
    事件の方もはっきりと解決するわけでもなく、犯人とおぼしき人物の意図もあいまいなままである。
    もともと、白黒はっきりつけるような話ではないのだろうが、主人公のモラトリアムさもあって、やや消化不良に終わったように感じた。

  • 最後まで真相ははっきりしないでもやもや。ラノベ感覚でさくっと読んだがいまいち納得がいかない…。シリーズものの序章でとりあえず登場人物紹介といったところでしょうか。

  • ホワイト文庫作家の初新潮文庫本。
    表紙絵につられて手に取る。
    (表紙絵がしっかりラノベ風)

    意識・無意識の領域、ネット系の人間関係。
    色々現代社会の問題に触れるも、オカルト要素を織り交ぜる分無理矢理感が否めない。問題定義の章ってとこか。今後の流れ方が難しいところ。
    バケればいいけど…屋台骨がチンケにならないことを祈る。
    登場人物からしてありえない・・・と思う。

  • 作者と大学が同じで妙な親近感が・・・。

    新潮社ですが、表紙がラノベっぽく
    内容もラノベの速さで読める一冊です。
    気づけば2巻が出たので読みたいと思います。

    ただ、終わり方がなんかもやっとする感じでした。
    主人公の恵ももやっとしていたようですが・・・。

    雰囲気が何となく化野燐さんの一法師全シリーズっぽいです。
    軽いミステリー好きにはお勧めです。

  • 「呪い水で、人を殺せる、って知ってる?」
    オカルトチックなネット上の噂を調査する『よろず一夜のミステリー』サイト。傍若無人の社長キイチを始め個性的な面々と共にバイトの恵が謎を解明していく。 
    悪意は伝染して行くのか。 呪いとは呪われたと本人が自覚した瞬間に効力が表れる。 他人の不幸を願う時、人は不幸だ。 本書に出て来る”呪い水”は確かに癒し効果はありそうだが、こういう風に憎悪を煽ると怖い。
    けれど、抑えられない程の憎悪に囚われたとき、人はこういうものに縋るんだろうな。中々興味深い話でした。

  • 終盤がすっきりしないけど、シリーズとしては先が楽しみ。

  • ★2.5
    読みやすいしキャラも掴みやすいけど、題材が呪いや鬱病の人達を扱っているわりには内容が軽いかなという印象。
    読んでいて恨みの怖さとかは感じなかった。
    あと、始まりかたが映画の一番最初のシーンをそのまま文字に起こしたような印象があったからか、なんとなく自分にとって違和感があるように感じた。

  • ホワイトハートなら確かに違和感ないかもなぁ、という感じではある…。出だしはどうかなーと思ったけど、本章入ってからはサクサクと読み進められた。登場人物は個性豊かだし、おとーさんの行方は気になるので、続きも買うかなー。最初のバイトの話が聞いていたのと違ったのも、何かの伏線なのかしら。
    セント・ジョーンズワートはそのまま植物名でいいのかな。(読んでた時は会社名か何かかと思った。)うつ病に対してプラセボ効果より優れた効果を示すけど、臨床が少ないとか…絶妙な選択を…。

    解説の小野さん推しはなんだかなぁ、という感じではあった…。悪霊は、怪奇現象はありうる前提で話しているもん。

  • 最近は本はチビチビ読んでいるのですが、登場人物が私のツボでしたので、久々ハイペースで読み終えました。

    今回はおそらく顔見せ的な内容でしたので、おそらく次回からそれぞれの個性が爆発しだすのでは…

    という期待を込めまして、あえて☆3にさせていただきました(偉そうですね、ゴメンナサイ)

    次回作めちゃ楽しみっす。

  • 2012年4月12日読了

    なんていうか…これ、オカルト?それともただのミステリー?
    わざわざ呪いに絡めなくてもよかったんじゃないかなとか思ってしまった。というか、自分の職業柄、このテの内容にはちょっと興味は惹かれたけどね。
    まだまだ序章というか、キャラ的にも恵稔兄弟以外よくわかんないままなので、続刊を待つ。この著者はキャラが出揃ってからのが面白いと思うしね。まだまだ仲間意識低いみたいだし、結束が強まるのが楽しみ!

  • 読みやすくサクサク読めるのだが、正直、この話を新潮文庫で出す意味がわからない。

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よろず一夜のミステリー: 水の記憶 (新潮文庫)の作品紹介

大学生の日比野恵がアルバイトを始めたのは、都市伝説などを扱う不思議系サイト「よろず一夜のミステリー」。ある日、そこに不穏な投稿が寄せられた。「呪い水で、人を殺せるって、知ってる?」-時を同じくして、怪死事件が発生。青年社長の万木輝一やサイエンスライターの蓮城万聖など、個性派ぞろいのチーム「よろいち」が真相究明に挑む、書下ろし青春"怪"ミステリー開幕。

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