脳を鍛える―東大講義「人間の現在」 (新潮文庫)

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著者 : 立花隆
  • 新潮社 (2004年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101387253

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脳を鍛える―東大講義「人間の現在」 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 文系でもなく理系でもなく、教養として領域をまたがって様々な知識を身につけた人物。とりわけ、多様な価値観と共に、混迷の時代を生きる現代人のあるべき姿なのだろう。

  • この著者は何かを創造したり成し遂げたりした人ではないが、何かの知識を希求するパワーは周囲の人に迫力を感じさせる。ある知の対象に自らのめり込み、それに周りの人間たちも無理矢理引きずり込まれてしまう。最近勉強しなくなったと言われる大学生にとって、この人の講義は強烈なインパクトを与えているのかもしれない。

  • めっちゃ博学なんだな、この人は。読書量ハンパない。知の統合ってのはなかなか難しいけども、おれも分野に関係なく興味引かれることを知っていきたいな。

  • 内容が濃い。よくぞこの広範な話を一冊にまとめたものだと感心させられる。
    そしてまた、自分はまだまだだなぁと感じさせられた。

    読後の知的欲求に対する絶望感と焦燥感が尋常ではない。

  • 立花隆の知識に対する哲学の本。

    大学論から文系理系の対立などまさに専門がないことをよしとする立花隆的哲学の体現と思う。

    立花隆の読書量に圧倒されるが、それよりも「授業はサボるためにある」にずっこけて親近感をいだけることが素晴らしい。

  • 文系だからって科学を軽視してはダメ。

  • 見回りの警備員に対して、教養がないから授業の重要性をわからず、時間を過ぎたら追い出すばかりで続けさせてくれない、と言うのは間違っていると思う。そういう契約で頼んでいるのはあくまで大学だし、話を人の教養の有無まで引き戻して考えるのは卑怯だ。

  • 内容は盛りだくさんだが、テスト氏、対称性の破れが面白かった。特に立花氏が留年していたのには驚いた。

  • 脳内にはシナプスと呼ばれる神経ネットワークが張り巡らされており、このネットワークの密度が知的レベルに関係しているらしい。
    知の巨人、立花隆は東大生へ教鞭をふるっていた時代があり、学生達へいかにこのネットワークを高めるかを様々な見地から伝えている。

    その中でも僕にとって興味を引いたのが脳の「角回」、「39野」という部位についての話だった。
    ここは人間が最も発達させた部位であり、発育過程で最後に成長が見られる部位だそうだ。その成長は生涯に渡る(鍛えないと生涯減少する)

    この部位を発達させるには刺激的な環境に身をおくことがポイントだそうだ。立花氏は学生達に挑戦することをメッセージとして打ち出し講義を終えているが、僕にとっては「仲間や友達、家族と濃密な時間を過ごす事が脳の発達に役立つ」という内容として理解した。

    社会人になると自由な時間はある程度限られてしまう。学生時代と違い共有出来る時間は限られる。
    だから、過ごせる時間は濃密にし有意義なものとしたい。特に友人達はしかりだ。

    そのためには計画を立て、新たに挑戦する内容を盛り込むなど前向きな準備をする事が必要だろう。また、共感出来たという体験も含められればなお良い!これを計画するには前頭葉と呼ばれる部位の力をふんだんに借りなくてはならない。この部位も人間が発達させた特徴の一つだそうだ。

    つまり友人や家族と濃密な時間を過ごせる努力をすることは脳の各部へ刺激となりかつ、想いで深い体験へと繋がる可能性が高い。
    素晴らしい‼人間の脳みそはファンタスティック!人生って良く出来てるなぁ^ ^

  •  立花 隆が宇宙、生命、最先端科学、大学生活の知恵と多岐にわたり東大生に講義した内容である。専門分野が深くなりすぎたことで、専門以外の知識は中学生並みである。そのことによる弊害を払拭すべく、大学生は高校時代の10倍勉強しなければいけないと著者は言う。日本の教育制度のあり方ではそれも叶わない。そうなると個人の知識欲に頼らざるおえない。21世紀を迎え膨大な知識を吸収しなければいけないはずが、現状、一般人が学ぶ数学などは18世紀で学んだ程度の知識どまりだそうだ。知識は増える一方だが、その知識は一部の人たちのもの、ただ、学ぶ姿勢があればいくらでもその機会は与えられる。なのにもかかわらず、多くの現代人は耳と目を閉じて知らないふりをしている。

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