- Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101387253
感想・レビュー・書評
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自分の教養を鍛えるためにちょいと背伸びして、
立花隆にチャレンジしてみました。
立花さんの東大での講義がもとになった本です。
細かい話ははっきり言って理解できず。。(泣)
脳の話とか、フランス文学の話とか、一般相対性理論の話とか…。
一冊の本にここまで多様なトピックが
ちりばめられていること自体、非常に興味深いです。
でも。
何て言ったらいいのか、すごく自分の心に響いてきた本でした。
大学生になって自分も悩み考えてきたことが、
どうやら立花さんも二十歳のころに考えていたようで。
こんな授業、受けてみたかったかなー。
多分、理解できずに寝てしまうんだろーなー(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本はまだ1996年の夏学期に東大の教養学部で立花隆氏が行った「人間の現在」というテーマで行った講義がベースとなっている。
結論的にはとても勉強になった。文系の人間が現代社会のさまざまな知識の基となった原理や法則について何も知らない。日本の教育自体が殆ど19世紀以前のことしか教えていない。
この本は人類が長い時間をかけて獲得してきた重要な知識をわかりやすく教えてくれる。 -
時間があれば
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文系でもなく理系でもなく、教養として領域をまたがって様々な知識を身につけた人物。とりわけ、多様な価値観と共に、混迷の時代を生きる現代人のあるべき姿なのだろう。
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この著者は何かを創造したり成し遂げたりした人ではないが、何かの知識を希求するパワーは周囲の人に迫力を感じさせる。ある知の対象に自らのめり込み、それに周りの人間たちも無理矢理引きずり込まれてしまう。最近勉強しなくなったと言われる大学生にとって、この人の講義は強烈なインパクトを与えているのかもしれない。
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めっちゃ博学なんだな、この人は。読書量ハンパない。知の統合ってのはなかなか難しいけども、おれも分野に関係なく興味引かれることを知っていきたいな。
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内容が濃い。よくぞこの広範な話を一冊にまとめたものだと感心させられる。
そしてまた、自分はまだまだだなぁと感じさせられた。
読後の知的欲求に対する絶望感と焦燥感が尋常ではない。 -
文系だからって科学を軽視してはダメ。